最終話
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りました!』
『機龍フィアを投下する! 椎堂ツムグ、戦闘態勢に入れ!』
「ゴジラさん、戦おうか。」
『負けないもん!』
機龍フィアが投下され、ゴジラと相対した。
『瀬戸内海にダガーラ出現!』
『イギリスに、ラドン出現!』
『ブラジルに、バラゴン出現!』
世界中のあっちらこちらで怪獣達が現れ、攻撃を開始した。やっぱりゴジラが引き金なのか。
世界中にある地球防衛軍が、人々が戦う。
戦いは終わりを見せない。
ゴジラを始めとした怪獣達と戦い続け、セカンドインパクトを経てもしぶとく生き残った人類は、使徒という脅威を超えてもまだ戦いの日々からは解放されそうにない。
それでも人類は戦い続けるだろう。
生きるために。
明日を無事に迎えられるかどうかは分からない。
それでも意地で戦い続ける。
「……うっ。」
「音無博士、大丈夫ですか?」
「大丈夫。病気じゃないの。あーあ、発表しそびれちゃったな。」
「えっ?」
「ふふっ。真一君が帰ってきたら伝えなきゃ。」
音無は、自分のお腹を愛おしげに撫でながら空を見上げた。
空はすっかり晴れ、冬の季節だと言うのに、青空が広がっていた。
「っ……。」
「おい、尾崎どうした? また嫌な予感か?」
「いや…、違う。」
「なんだ?」
「なんか……、良い予感がする。」
新しい命のために。
今日も明日も、戦いは続くのであった。
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