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ゴジラ対エヴァンゲリオン(仮)
第六話  浅間山を守れ!
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、そのチームを有していた技術開発部全体の評判を落としただけじゃなく、機龍フィアを兵器として使い続けることとツムグを生かしておくことの危険性による不安を防衛軍全体に広めてしまう爪跡を残してしまった。


 活火山に潜んでいた使徒サンダルフォンに振り回された今回の戦いは、こうして幕を下ろしたのだった。




***




 一方、ネルフ本部では。
 ネルフにいく資金のほとんどを打ち切られたため、最低限の維持しかされていない初号機のドッグ。
 前に突然謎のシンクロ率上昇と、電力供給も無しに暴れだしたために破壊された顎のジョイントがすでに修復された初号機の目に、怪しく光が灯った。

 オ  ニ  イ  チャ  ン

 もしドッグに人がいたならその不安定な子供の声を耳にしていただろう。
 残念ながら個人的な理由で初号機に固執するゲンドウも、初号機の異変を知ることはなかった。
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