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ゴジラ対エヴァンゲリオン(仮)
第三話  使徒の反撃!
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るか分かっていないネルフの総司令のゲンドウを警戒して、シンジを地球防衛軍の保護下に置くことが決定された。
 あと綾波レイの方もである。ただの人間でないということもあるが、チルドレンというエヴァンゲリオン専門のパイロットというものに得体のしれない不信が高まった今、チルドレンとして登録されている者をネルフに帰すのは得策ではないという判断だ。
 綾波レイの他に、すでに登録されたチルドレンとして、ドイツのネルフにセカンドチルドレンの惣流=アスカ=ラングレーという少女がいることも分かり、近いうちに彼女のこともなんとかしなければならないと検討された。

 地球防衛軍のネルフへの不信が高まった頃、地球防衛軍の上層部から地球防衛軍の艦隊にある命令が下された。

「エヴァンゲリオンをネルフ日本支部に輸送?」
 鼻の下のヒゲと、どう見ても堅気じゃない風貌に、茶色の軍服コートの上からでも分かるごつい鍛え抜かれた肉体を持つ50代過ぎくらいの男が、片眉をあげてモニターに映る波川の言葉に対してそう言った。
『そうです。ゴジラが使徒とエヴァンゲリオンを狙って第三新東京に現れるようなったことはすでに知っていることでしょうが、ネルフは、各国にある支部に開発途中のエヴァンゲリオンとすでに完成しているエヴァンゲリオンを保有しています。ゴジラがそちらに向かってしまい、その国に甚大な被害をもたらす前にすべてのエヴァンゲリオンをネルフ日本支部に集めるのです。ですが、輸送途中でゴジラに襲われては元も子もありません。そこで轟天号での輸送をすることが決まりました。』
「ハッ、俺たちゃ宅配便じゃねぇ。ごつい箱に詰めて他の連中に頼むんだな。」
『ゴードン大佐! これは、地球防衛軍の総意の命令なのです。ゴジラをおびき寄せる餌を失うわけにはいきません。ゴジラを引き寄せる要因が一か所になれば、これまでのゴジラとの戦いと違い民間への被害も損害も少なくて済み、また我々も作戦を立てやすいのです。』
「それくらい分かってる。だがな、久しぶりの轟天号の初仕事が荷物の輸送だってのが気にくわないだけだ。」
『大佐…、あなたのお気持ちは察します。ですが、輸送途中でゴジラが海中から襲って来る可能性がある以上、逃げ切れるのは現段階で轟天号だけなのです。そしてあなたの艦長としての腕がなければセカンドインパクトを耐え抜き復活してより強くなったゴジラから無事にエヴァンゲリオン弐号機を運ぶことはできない。我々は、あなたに期待しているのです。』
「フン。まあ、いいぜ。ドイツからエヴァンゲリオン・弐号機の輸送。やってやる。」
『言質は取りましたよ。それとですが、エヴァンゲリオンの輸送と同時に弐号機のパイロットとネルフ関係者を一人ずつ、一緒に乗せてネルフ日本支部へ移送させてもらいます。』
「ちょ
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