第一話 再結成・地球防衛軍
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位部屋の空間にモノリスが浮かび、中央にバイザーを身につけた老人が座って頭を抱えている。周りのモノリスは、11個。
『キール議長……、お気持ちはお察ししします。』
モノリスの一つが中央にいるキールという老人に向って弱々しい声で慰めの言葉をかけた。
「慰めの言葉などいらぬ!」
ガバッと顔を上げたキールは、顔を怒りで歪めていた。
「ゴジラだと…、太古に滅んだ種が人類の愚かな行為(核実験)で怪獣となり、人類を断罪するかのように都市の破壊をしているシナリオにない最悪のイレギュラーめ。南極で起こしたセカンドインパクトでエリアGもろともLCLに還元されたと思っていたが、まさかあの状況で生き延びていたとは…、しかも使徒とエヴァを狙っているだと!? そんな馬鹿な話があるか!」
『落ち着いてください!』
『そうです! まだゴジラが使徒とエヴァを狙っていると決まったわけでは…。』
『何を言っておるのだ! G細胞完全適応者が、ゴジラから読み取った感情からゴジラが使徒とエヴァを狙っているからこそ、ゴジラは第三新東京で使徒を殺し、さらに初号機を破壊しようとしたではないか! 初号機を破壊される前にああもタイミング良く地球防衛軍の奴らが駆けつけれたのもすべては地球防衛軍どもがゴジラの行動目的を確かめるために使徒とエヴァを餌にしたからだ! ゴジラは、知恵が高い怪獣だ。何か目的があるのは間違いない!』
『貴様! 地球防衛軍の肩入れをするというのか!』
『そういうことではない! 問題なのは、ゴジラがなぜ使徒とエヴァを狙うかなのだ! 非常に考えたくないことであるが…、ゴジラは、セカンドインパクトの真実と人類補完計画のことを南極消滅の際に知ったのではないか?』
『放射能で突然変異した怪獣王などと大げさな二つ名を持つ畜生がか? バカバカしい。怪獣ごときが我々の崇高なる計画を理解し、それを阻止するために使徒とエヴァを狙っていると言いたいのか?』
『だが…、映像を見る限りでは、ゴジラは、使徒とエヴァを破壊することを最優先してそれ以外は眼中にないという風にも見えなくもないぞ…?』
『しかもゴジラは、ATフィールドを片腕を振っただけで破壊し、使徒の体を一部破壊して戦意を喪失させた後、得意の熱線で跡形もなく焼き尽くしてしまった…。ATフィールドが通用しないとは、一体どういうことなのだ?』
『ゴジラがATフィールドかアンチATフィールドを持っているとは考えられぬ。単純に奴の力が絶対領域を簡単に破壊できるほど強いだけだとしたら……。すべての使徒が束になってゴジラと戦ったとしても勝ち目は、ゼロだ。』
『それは、エヴァシリーズも同様だ。確かメカゴジラといったか。あの兵器は。」
『機龍フィアという、3式機龍の次世代機らしい。』
『そうその機龍フィアと
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