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ゴジラ対エヴァンゲリオン(仮)
第一話  再結成・地球防衛軍
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はもうエネルギー暴走です。デストロイアの時のゴジラのようにメルトダウン寸前のゴジラと同じです。数百万度近い灼熱を纏った最強の状態になります。しかしシンクロ率は、100パーセントとなり、灼熱に焼かれ続ける機龍フィアの暑さの苦しみを椎堂ツムグが味わうことになり、長くは持ちません……。そして暴走のあと最悪大爆発を起こす可能性が高いのです。その爆発は日本国を分断できるぐらいの威力はあるとネオGフォースのスーパーコンピュータは割り出しています。ですから機龍フィアがリミッターを解除するのは、極力避けたいのです。機龍フィアに変わる新しい兵器が開発される目途がつくまでは機龍フィアには、ゴジラと戦ってもらわなければなりません。ですから、機龍フィアを一番うまく操縦し、パワーを引き出せるのは…、機龍フィアの素体にした細胞の提供者である椎堂ツムグが一番なのが現状なんですよ。そのために第三新東京での初陣では、あらゆる方法で記録をとり、それを機龍フィアの改良に生かし、椎堂ツムグ以外でもゴジラを相手にできるほどの力で戦えるようにします。もちろん新しい兵器の開発にも生かしていきます。」
「機龍フィアの改良のために、国連の皆様に折り入って頼みたいことがあります。」
 波川が国連の者達に向って言った。
 国連の代表者達は、何を頼まれるか分かっている様子だ。
「波川司令。資金については、ネルフに出資している資金を、ネオGフォースに回します。いや、ネルフの維持費も最低限に抑え、そちらに。」
 即決である。
「ありがとうございます。」
「エヴァンゲリオンをゴジラが狙っている以上、その開発、維持に金を割く必要などこれっぽっちもありませんからな。」
「復活を果たした、あの怪獣王との戦いのため、存分にお使いください。」
 もう言いたい放題である。ネルフの態度(主にゲンドウのせい)に鬱憤がたまっていたのだ。
「話に水を差すようで申し訳ないが、どうやら使徒は、第三新東京に襲撃してきたものだけじゃなく、これから先何体も現れると小耳に挟んだのだが…。」
「つまり今後ネルフに、いや第三新東京に使徒が現れると…、ゴジラが来る口実が第三新東京に集中して現れるのか。これは、使わない手はありませんな。波川司令!」
「はい。追ってネルフには、通達する予定です。彼らは抗議するでしょうが、ゴジラが接近していることを緊急で知らせたにもかかわらず『バカバカしい』っと切ったあげく、通信拒否した彼らにはお灸を据えねばなりません。そしてゴジラをおびき寄せるだけの餌となった彼らご自慢の兵器エヴァンゲリオンの開発のために湯水のごとく使い続けた多額の国債と用途不明の資金繰りについても、彼らに払っていただきましょう。ゴジラをおびき寄せる(マト)として!」
 冷静な指揮をすることで有名な波川だが
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