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ゴジラ対エヴァンゲリオン(仮)
序章  ゴジラ復活、第三新東京の危機!
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ているゴジラに、スーパーXやしらさぎなどの対怪獣用戦闘機の砲撃が容赦なく降り注ぐ。
 メーサータンクもスーパーXも対怪獣の戦闘機も地球防衛軍が解散された時に、その破壊力から悪用されないように解体されたとされる兵器類だ。だがゴジラが復活した今、こうして現役バリバリで稼働していることから解体されることなくどこかに隠されており、しかも整備もしっかりと行き届いていていつでも戦場に出せる状態であったことが分かる。
「まだまだまだまだ!」
 機龍フィアは、機体の砲門をすべて開いてミサイルやレーザーやその他武装を一斉射撃した。
 もうこれはリンチだ…っと、ネルフにいる誰かがこの戦いを見てそう呟いたとか。
 十数分に及ぶ容赦のない砲撃の嵐がやむ。そして煙が晴れると地面にうつ伏せで横たわるゴジラがいた。
 ゴジラは、ヨロヨロと起き上がる。
 緊張が走る中、ゴジラは、ジッと機龍フィアを見つめていた。
 やがてゴジラは、グルルッと小さく鳴き、背中を向けると、足を引きずりながら東京湾への姿を消した。
「ごめんね…。ゴジラさん。本当にごめん……。あんたが使徒とエヴァンゲリオンを殺したい理由は分かってるんだ。分かってるんだよ。」
 機龍フィアの中で、ツムグは、俯いてゴジラに向ってそう謝罪した。


 こうして35年の月日を越えて復活したゴジラとの初戦は、人類側の勝利で終わった。
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