第四十六話 受験が終わってその十三
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「それで阪神か他のチームが優勝して欲しいですね」
「そうしてソフトバンクと戦うのね」
「パリーグはそうですが条件はオリックス最下位です」
何かオリックスも阿波君が言う通りそれも心の底から嫌いみたいです、案外嫌いなものが多い子なのかと聞いていて思いました。
「そのうえでソフトバンク優勝です」
「ソフトバンク強過ぎない?」
私はあらためてこう思いました。
「だから来年も大丈夫でしょ」
「化けもの出て来たら優勝出来てないじゃないですか」
「だからダルビッシュさんとか大谷さんとかそうそう出ないでしょ」
この人達クラスになるとです、メジャーでも普通に活躍しているダルビッシュさんの変化球にはびっくりしました。
「田中さんにしても」
「三人も出てますよ、これまで」
「それはそうだけれど」
「じゃあ四人目も出るじゃないですか」
あのソフトバンクの戦力を一人で阻む位の人がというのです。
「だから気が気でないんですよ」
「まあ大事なところで負けるとね」
阪神では常です、嫌なことに。
「そこから流れも変わるし」
「それでよくやられてます」
ソフトバンクもというのです。
「ここぞって試合で大谷さんが出て来て」
「打線が抑えられて」
「負けたりとか」
そうしたことが本当にというのです。
「ありますから」
「ソフトバンクって伝統的に打線のチームよね」
「ダイエー時代からそうなってますね」
もうその頃からというのです。
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