猫娘と強化合宿編
NO.072 個性:変化って実は万能個性?
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ャックを壁に叩きつける事によって音質を高める特訓。
「おらぁあああっ!!」
体の一部でもあるのだから壁に全力で叩きつけるのは相当の負荷を負うだろう。痛そうである。
次、芦戸三奈。
手から断続的に酸を出して壁を溶かし皮膚の耐久度を上げる特訓。
「うぅうううううっ!!」
常に手が酸が晒されるのだから耐性があるとはいえとてつもない激痛を伴う事だろう。
さらには女子で一人だけ赤点なのだから居残りで相澤の授業を受けることになるのだからヤバい。
次、峰田実。
頭のもぎもぎをもぎってももぎっても血が出ないように頭皮を強くする特訓。
「うっ、ううっ、うううっ、ううう!!?」
見た目以上に血が噴出しているために貧血で倒れないか心配になってくる光景である。
もぎった数はそこら中に転がっていて、さらには血が付着しているために実に生々しい……。
次、葉隠透&障子目蔵。
気配を消す葉隠を障子が複製椀を素早く同時に変化させて探すことで互いの個性を強化する特訓。
ただこれに関しては少し、いやかなり特訓(?)と思わざるを得ない。
障子は複製椀の特訓になるだろうが、葉隠はただひたすらかくれんぼをしているだけなのだから。
まぁ、特訓なのだろう……。
とこどろころで悲鳴や叫びが轟いてくる中で平然と相澤がB組に近づいてくる。
メンタルが強いと言わざるを得ない。
ブラドが今回の特訓の説明を相澤とともに話していき、ワイルドワイルドプッシーキャッツの面々も登場して説明も交えていく。
だが、ふとB組の拳藤が指を折りながら数えていた。
「あの……相澤先生」
「なんだ……?」
「その、数えてみたんですけど一人だけいないような……?」
「ああ、それならすぐに分かる……」
「それって……」
拳藤が疑問の言葉をかけようとした瞬間だった。
『ズゥーーーン……』という巨大ななにかが崩れる音がした。
それと同時に一人腕を高速回転させていたピクシーボブが、
「ねこねこねこ……まぁた壊されちゃったか……」
全員はピクシーボブが見た方角を見る。
そこには今まで気づかなかったが巨大な、それは10メートルはあるであろう岩の巨人が立っており、そこに出久が『脚力強化』で一気に近づいて腕だけを猫の巨大な腕に変化させて、さらには変化で爪の大きさも変化させて巨人を切り裂いたり……。
また炎術の個性を変化させて掌から炎の所謂レーザービームを放ち大穴を開けたり……。
また『叫ぶ事による衝撃波』の個性を変化させて口から衝撃波を放つように見せかけて衝撃の塊をいくつも刻んで放つという息継ぎの分刻みとかなりの神経を使う技を使ったり……。
最終的には『身体強化・怪力』
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