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真ソードアート・オンライン もう一つの英雄譚
インテグラル・ファクター編
悪夢のボス
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ル。私の、副団長の権限で、護衛の任を解きます。これからは新しい護衛として一番隊隊長のコハルを任命する事を本部に戻り報告。そして以後は団長の指示に従いなさい」

クラディールはそのまま転移門をくぐっていってしまった。




「よいしょっと!」

俺たちは《リザードマンロード》を斬り伏せていく。コイツらもソードスキルを使ってくる敵で、刀スキルの《浮舟》を比較的硬直時間が短い《レイジスパイク》を使い相殺。スイッチしてコハルの短剣のソードスキル《ラピットバイト》で倒す。
キリト、アスナ組も順調に敵を倒している。

「アヤト!」

気がつくと敵に囲まれてた、俺は《ホリゾンタルスクエア》で一気に囲まれた敵全て倒す。

「やったね!アヤト!」
「おう!マッピングは完了だ。キリト達の方も終わったしそろそろ――ってこれは?」

そこに現れたのは巨大な扉だった。いかにもな感じの雰囲気を漂わせるこの扉は少し不気味だった。

「お疲れさん。ここは?」
「フロアボスの部屋だろうな。威圧感凄まじいし」

巨大な二枚扉に描かれた怪物のような絵はこちらを睨みつけているようだ。

「覗いていくか?」
「え……ちょっとキリトさん!?」

キリトの強気な発言にコハルは驚く。こんなに怯えているコハルは久しぶりだな。すると、コハルはこちらを向くと、心配そうな顔をする。

「ま、覗くだけだし大丈夫だろ?何かあれば転移結晶で戻ればいい」

考えたことをそのまま言うと、三人は「うん」「わかった」と転移結晶を準備する。言った手前、扉は俺が開けたほうがいいのだろう。

「開けるぞ」

三人が頷いたのを確認し、扉を押す。 ボボボと炎が灯り、暗闇が徐々に晴れていく。緊張に耐えかねたのか、コハルが俺の腕に抱き着いてきたが、それにおどおどする余裕さえなかった。 そして、それは見えてきた。巨大な、それ――青眼の悪魔の、姿が。 名前を見ると、そこには《ザ・グリーム・アイズ》となっていた。うん、確かに目は輝いてますね、はい。
そんなどうでもいい感想を持っていた時だ。

「え?」

その悪魔は、剣を手に持ち、地響きを立てながらこちらに走り寄ってきた。

「「うわああああああああ!」」

「「きゃああああああああ!」 」

出てこないとはわかっていても、恐怖に抗うことが出来ず、俺達はその場から全速力で逃げ出した。
どれだけ逃げただろうか。気がつけば安全地帯に着いていた。
俺達は呼吸を整えてるとグゥ〜と音が鳴った。

「ふふっ。じゃ、お昼にしよっか。って言っても、もう三時なんだけど」

「そうだな。俺も腹減ったよ」

するとコハルとアスナはバスケットをだした。そこには前もって作ってあったであろうサンドイッ
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