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魔法科高校の劣等生の魔法でISキャラ+etcをおちょくる話
第百四十三話
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辺をくり貫こうとした刹那…
結晶が砕け散り、中から金色が飛び出した。
その金色は、一夏を抱え、小さな球体…コアを持っていた。
「ーったくよぉ…俺様にこんな事させるなんてよぉ…」
「デストピア…」
と、姉さんが昔の名で呼ぶ。
「おいおい、今の俺様は奏だぜ?」
「感謝する、奏」
「なに、礼には及ばん…それより、これは、マズイ状況なんじゃないのか?」
見れば、一夏体の一部が結晶化していた。
四肢は付け根から結晶化し、肥大化している。
さらには左頬から首筋にかけても結晶がまとわりついている。
その結晶の中には、紅と白と黒が…一夏の肉と骨とムーバルスーツがぐちゃぐちゃの状態で封じ込められていた。
「俺と猫の対応があと一歩遅かったら、コイツは完全に結晶化していたぞ」
とにかく、一夏をトレイター内部の医療カプセルに運んだ。
side out
カシュン!
「んっ…」
医療カプセル…? トレイターの中か…?
「よう、起きたか」
「奏…?」
身を起こすと、隣のカプセルの上に奏が
座っていた。
カプセルから出ようと、縁に手を…
カツン…
「うぇ?」
「何があったか覚えてるか?」
自分の両手両足の形が、歪な緑色のクリスタルに包まれていた。
「うぇーい…なにこれ…同化現象?」
四肢が付け根から緑の結晶と化していた。
どれも俺本来の四肢よりも長い。
槍のように鋭く尖ったクリスタルの中には、肉、血、骨、皮膚、布、金属片が不純物のように散らばっていた。
「てめえが着てた鎧の成れの果てだ」
「カンヘルの…?」
あぁ、そうだ…TRANS-AMとNT-Dの並列起動実験してたんだった…
ってことは…
「サイコ・シャードかこれ?」
「おお、そういえばアイツ等もそんな事言ってたぜ」
「そうか…」
えー…?サイコ・シャードってたしかネオジオングとかユニコーンみたいに強い意思が必要なはずなんだが…
もしかして俺が吸血鬼だから…?
それともGN粒子と反応したか…?
「じゃぁ、アイツ等呼んで…いや、お前を連れて行った方が早いか…」
「ん?あぁ…束さん達の所か…」
歩くのは無理そうだな…
飛行術式、キャスト。
「さ、行こうか奏」
「お前本当は四肢とか要らないんじゃないのか?」
「否定はしない」
スイーッとトレイターの内部を移動し、外に出ると、滅茶苦茶幻想的な光景が目に入った。
「おお…綺麗だな…」
湖の一部が結晶の原と化し、中心地にはクリスタルが数本はえている。
「死に
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