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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica20-Dインターミドルの猛者〜DUEL〜
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でしょうね。・・・良い戦いだったわ」

「・・・へっ」

ヴィクトーリアがリングへと上がり、正しく甲冑と言える防護服へと変身してルミナと対峙した。

「かの有名な雷帝と闘えるとは、光栄の至り」

「私もそうですわ。騎士団では元とはいえフォアストパラディン、管理局では闘神と謳われる貴女と槍を交えることが出来て、本当に光栄ですわ」

「さっきも言ったけど、ハリー共々インターミドルでの試合、どれも良かった。だから私もちょっと本気出すよ」

ルミナが構えを取り、ヴィクトーリアも戦斧を構え、互いに臨戦態勢に入った。そしてシャルの「レディ・ファイト!」という号令で、2人の試合の幕が上がった。

†††ルシリオン⇒イリス†††

ハリーにも容赦ない技を繰り出して、3万以上のダメージを与えさせたルミナ。ヴィクトーリアはハリー以上の防御力を誇るってことで、初っ端から技を繰り出し始めてた。

「はあああああッ!」

――四式・瞬光――

ヴィクトーリアは戦斧型デバイス・“ブロイエ・トロンベ”による電撃を纏う刺突を繰り出し、放電されてる電撃にルミナも僅かなダメージを受けながら(それでも感電のクラッシュエミュレートは受けないのはさすが)も「そりゃ!」と長い柄を左足で踏みつけ・・・

「でやっ!」

――エーレントヴァッフェン――

「ぐぅ・・・っ!」

右足でヴィクトーリアの側頭部を蹴っ飛ばした。吹っ飛ばされたヴィクトーリアは床に叩き付けられたけど、苦悶の声を漏らしながらも立ち上がって、「まだまだですわ」って“ブロイエ・トロンベ”を構えた。

「武器による直接攻撃はやめておいた方が良いよ、って先に忠告しておくよヴィクトーリア」

「ありがとうございます。ですが我が雷帝の戦斧を、そう容易く下せると思わないでください」

――一式・纏雷――

ヴィクトーリアの籠手と脚甲と胴鎧に電撃が付加される。電撃を纏っていればルミナの打撃をどうにか出来るって考えてのことだろうけど、それだけじゃルミナの拳は止められないよ、ヴィクトーリア。

――五十四式・槍礫――

「はああああああッ!」

雷撃弾を4発と発射して、ルミナがそれを躱してる間に接近したヴィクトーリアは「九式・霞!」と、“ブロイエ・トロンベ”の斧刃による斬撃を繰り出した。ルミナは「だから無駄だって」さっきと同じようにヴィクトーリアのデバイスを踏みつけたんだけど・・・。

「外式! 天瞳・水月!」

「おっぐぅ・・・!」

“ブロイエ・トロンベ”のお尻にあった仕込み柄を、右手で本体の柄から切り離したヴィクトーリア。仕込み柄からは魔力刃が展開されて、その斬撃をルミナに左肩に叩き込んだ。受けたダメージは110ポイント。今ので3桁も食らうのか〜。ル
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