1部 稀有な人生の始まり
2章 妖狐
死霊
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かってくるが、
俺はかわしたり、奴らの視線に抵抗する
「あ・・・あの・・・なんですか?」
「あ〜日本の物じゃないからな、知らないのも仕方ないか?
スペクターだ!多分」
奴らが俺に襲ってくるタイミングを見て力ある言葉を発する
「炎の壁」
地面下から炎の壁を出し燃やすがダメージは多分与えてるが致命的ではない。
「神咲」
「あ、はい」
「その場で鎮魂をしてこの場所を浄化させろ」
「私の力量で、」
「久遠と一緒に行え」
「なみ・・・」
「う・うん、一緒にやろう久遠」
「うん」
二人は手を取り合って鎮魂の準備に入った。
俺はこいつらを引き付け時間稼ぎだ!
ターニングアンデッドをしたんだけど、弱体化しか出来なかった。
この地での怨念が強い証拠だ!
≪ティア何か案は?≫
≪あるにはありますが‥‥≫
≪何?≫
≪殺界を使用すれば≫
≪却下≫
≪手っ取り早いと思いますが≫
≪今度のペナルティが怖い≫
≪命には代えられないと≫
≪他は?≫
≪炎の球や隕石雨、もしくは雷撃等は?≫
≪こんな所で使用したらビルが破壊され下敷きだ!≫
≪なら夕姫で攻撃して地道に退治するのが良いと思います≫
≪だなぁ≫
火炎球にしろ隕石雨
こんな部屋でやったら部屋がつぶれる
神刀夕姫を炎を出し、炎の呪文を相乗効果させるのが一番
かれこれある程度の時間がたち、神咲がこの場を浄化させてくれた
アンデッド破壊の呪文を放ち
奴らは自分の世界へと旅立った。
俺は一息付け尻もちをした時、完全に解除できなかったアンデッドが俺めがけて襲い掛かってきた。
しくじった!
俺はいずれ来る衝動を耐えるべく目をつむり、意志を強く持ったのだが、衝撃が来ないので俺は目を開けると、先ほどとは違った久遠?が俺の目の前に立ち、それをつかみ雷を流して消滅させた。
久遠?と思ったのは小娘ではなく大人状態の久遠で、
すごい妖力を感じる。
俺の体から汗が出てくるぐらいだ・・・
「久遠か?」
「無事?」
「助かった」
ボンっと音が出て狐に戻った。
「俺が出るまでもなかったか?」
俺は久遠の方を向いて話す
防御に特化した神咲と攻撃主体の久遠か・・・
「助かりました」
バタバタして歩い来たら転びやがった。
「それは・・・デフォか?」
「言わないでください・・・えっと」
「久遠が妖狐だろうが、俺に危害がなければそれでいい」
「良いんですか?」
「命の恩人だしな」
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