第七章 C.D.の計略
戦いの行き先
[12/12]
[8]前話 [9]前 最初
面に落ちた。
上空から落ちたわけではないのが幸いだ。
地面に近い距離だったらしく、土を抉る程度で済んでいる。
脱出を喜ぶ間もなく、デンライナーから飛び降りる良太郎。
おそらく、蒔風はファウスト――ゴートイマジンに邪魔だと判断され、あの空間に捨てられていたのだろう。
出会えたのは偶然か。
とにかく弱っている。早く助けないと。
そう思って飛び降りた彼だが、直後に足が止まった。
見えた光景が、思わず彼の足を止めたのだ。
場所は「EARTH」。
その敷地内にデンライナーは滑り込むように落ちたらしい。
そして、目の前にはどういっていいかわからない現象が起こっていた。
直角三角形の定規。
そんな形に、ぼこぼこと山のようにせり上がる大地。
その頂点に立つライダーは、稲妻を背に立ち地上を見下ろしていた。
一人ではない。三人もいる。
稲妻も、竜巻を伴って激しく暴れ、大地は逆に稲妻のように逆巻き立っていた。
まるで天変地異。
それを従えるような三人のライダー。
それに対峙するのもまた、三人のライダーだ。
目の前で、最終決戦が起こっていた。
「いきなりクライマックス過ぎるよ・・・・」
これは、この物語の行く末。
彼らは、その場面まで一気に飛ばされてしまったていたのだった。
to be continued
[8]前話 [9]前 最初
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ