【魔法先生ネギま!】編
244 吸血鬼との交渉
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対価≠ニして某かを戴けば良いだけだしな」
エヴァンジェリンにお願いがある俺からしたら、彼女へ対価≠差し出すのは道理である。
「……ってことは、とりあえず話は聞いてくれるんだな?」
「ああ、貴様が示す対価℃汨謔セがな。……春原 真、望みを言ってみろ」
「俺がタカミチを通して学園長に頼んだのは西洋魔術への造詣が深く、なおかつ“ダイオラマ魔法球”を持っている者への橋渡し≠セ」
「……確かに、その二項に麻帆良で引っ掛かるのは私くらいだな。……だとすればお前の要請≠ニやらは、私への師事≠ニ別荘≠フ利用許可≠ゥ」
「大体そんなところだが、前者は蔵書の閲覧の許可≠ナも構わない」
「くくく、指導の是非≠ヘ私に投げると云うわけか」
俺は「さてね」と惚けてみせてからエヴァンジェリンに訊いてみる。
「……ところで≪闇の福音(ダーク・エヴァンジェル)≫、貴女の持っている魔法球≠フ倍率は?」
「24倍だ」
「……なら200日ほどか」
そう口にすると、俺とエヴァンジェリンのやり取りに置いてきぼりになっていたタカミチと学園長が噛みついてきた。
「真君!」
「……正気かの?」
「学園長、今回の件の対価≠ニして俺が提示したのは有事の際一回だけ無料で仕事を受ける≠セったよな? そして学園長もそれに承諾した」
「確かに…」
「それなら、逆に考えればずっと早く手札≠ェ出来る≠ニも考えられないか?」
「……しかし、200日じゃぞ?」
「13年強でしかないさ」
「……むぅ、意思は固いようじゃの」
唸る学園長。学園長は二次創作とかでよくある老獪な悪役では無いのは、エヴァンジェリンへの紹介で俺が示した対価すら受け取らなかったことからも伺えた。
学園長から要請≠聞くと云うのも、俺が提示したのは3回であったが、これでも値切られたのだ。
「僕としとは小中高と学校に通ってもらいたかったけどね」
タカミチも苦笑いが浮かんでいるあたり、それ≠ェ難しいのは何となくわかっていたらしい。
そして話は対価≠ノついて移ろい──俺が示した、【ハリー・ポッター】な世界線で創った“賢者の石”をエヴァンジェリンにとって≠フ10年の間貸与する≠ニ云う条件ににエヴァンジェリンは満足がいったのか、エヴァンジェリンから別荘≠フ利用許可≠ニ蔵書の閲覧の許可≠貰えた。
それも、エヴァンジェリンが暇な時≠ニ云う前提条件があるがエヴァンジェリンの指導<Aリ≠ニ云うオマケ付きで…。
SIDE END
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