並行世界の可能性を覗いてみた 前編
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になってたのをちょっとずつ埋めていこうとな。オレはそう思っていたんだが、一気に踏み込まれた。強引に唇を奪われ、押し倒されて、これで汚れたから勝手に離れていこうとするなって。お互いのやりたい事が殆ど交わらないのは仕方ない。だけど、一緒に幸せになろうと努力するのを諦めないでと言われてな」
「きゃあ〜、男前」
「それに対してオレが出来たのは抱きしめ返して、すまん、ありがとう、好きだ、愛している、あと盗撮されているだったな」
「なんでそこで盗撮!?」
「お節介な傍付きのメイドの仕業でな。利用し合う関係ではあるが、アレには頭が上がらん。伊達にお祖父様の傍付きから父上や兄上の子供の頃から側に付いているようなやつだからな。最も、父上も兄上もお眼鏡に叶わなかったのか途中で側付きから離れたがな。オレはお眼鏡に叶ったようで、側で色々とお節介を焼くんだよ。あと、子供はまだかとな。オレも欲しいけど、もうちょっとで政権が落ち着くからそこまでは我慢しようって話し合ってる。ちょっとだけ政権をとったのを後悔してる」
無視だ、無視。気になるけど無視するんだ。アザゼル先生が倒れたことで今日はこれでお開きとなった。他のみんなは翌日に繰越となるそうだ。呼び出された並行世界の皆はライザーとのレーティングゲームの時に修行で利用したコテージの方に泊まるそうだ。
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