戦闘評価2
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だな。ただでも、ビュコック中将が司令官職にいるのだ。士官からの抵抗は大きいだろう。艦隊の要職で周囲からも、認められなければ難しい」
シトレの前に立つのは、老年に達して細くも小さな老人だった。
だが、断言する様子に、実際にも大きく見えた。
あの会議の席で、彼だけが同盟軍の全体像を考えていたのだ。
責任を求めれば、どこに歪みが生じるのか。
そして、それを考えれば自分の意見など半分も言えない。
「な。辞めたくもなるだろう」
振り返りながら呟かれた言葉に、シトレは何も言えなかった。
ただ黙って、ゆっくりと頭を下げるのだった。
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