第百四十一.五話 淫紋を書かれる話 そのよん
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織斑家 バスルーム
「一夏、先に体を洗おうか」
一夏をスケベ椅子に座らせた箒がその後ろで膝立ちになる。
「ぅぅ……おふろやだ…」
「円香が帰って来た時ぐちゃぐちゃのままでいいのか?」
箒がシャワーヘッドを握る。
蛇口を捻って温度を調整した後…
「一夏。この世にはシャワオナという物があってだなぁ……」
鏡の中には、箒だけが映っている。
そしてその口元に淫靡な笑みを浮かべる。
自分の真後ろでそんな笑みを浮かべる箒を見た一夏は、小さな悲鳴を上げた。
サァッと箒が一夏の肩へシャワーを当てる。
「ひゅあぁぁぁぁ!?」
ビクビクビクビクッ! と一夏が体を震わせる。
「ほぅ。肩でこれか…」
「やめっ! しゃわーとめてっ! ひゃぅんっ!」
一夏は腕を抱き、身を抱いて快楽に耐える。
「いいのか一夏。弱点をそんな風に曝して」
箒がシャワーを動かす。
背骨に合わせてゆっくりと下ろしていく。
「ひぅっ! しょこらめなのぉっ!」
水流が障壁に防がれた。
「……………………」
だが今の一夏では、精々水を防ぐのが関の山だ。
薄い障壁が直ぐに破られた。
「ひんにゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
淫紋に水流を当てられた一夏の体が痙攣する。
「すごいな……。クリトリスの何倍だ…?」
『ドーパミンとかエンドルフィンとかの量と神経伝達とかみたいな物質的な要素だけで比べるなら箒のクリトリスのざっと1000倍かな。
でも呪術としてますたーの魂に絡み付いてるからさらにそこから指数関数的に増えてるね』
箒がシャワーヘッドのスイッチを押して一旦水流を止めた。
「では体を洗うとしよう」
箒はボディーソープを手に出して、泡立て始めた。
十分に泡立て、その手のひらを一夏に触れさせた。
「ひゃぁっ!?」
肩に手を置かれただけ、それだけで一夏が声をあげる。
箒がその手を動かし始める。
背中を撫で回すように洗う。
「ひゃぁん! らめぇっ! しゃわらないで!」
「触らなければ洗えないではないか」
箒は一同手を離すと、一夏の尾てい骨に指を当て、ツゥーッと背骨をなぞった。
「ひゃぁぁぁぁぁぁぁぁああああん!?」
「さて、上だけでなく腰も洗わなけばな」
箒はニヤニヤしながら一夏の腰周りに手を這わせる。
「きゃんっ!」
「そら、どうした」
箒の手が、だんだんと一夏の胸に迫る。
そして、キュッと乳首を摘まんだ。
「りゃめぇぇぇぇぇぇぇっ!?」
つねったり、指の腹で擦ったり。
全身がクリトリスより敏感になっている一夏にとってはまさに快楽地獄。
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