機動戦士ガンダム
2173話
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
提としている機体らしい。
地上で戦闘が出来ない訳ではないのだろうが、それでも結構性能が落ちるとか。
そうである以上、やはりヅダを入手したら宇宙で使うべきだろう。
もっとも、ルナ・ジオンの本拠地は月で、若干ながら重力がある以上、もしかしたら地球程ではないにしろ、月面での戦闘ともなれば性能が落ちる可能性は否定出来ない。
とはいえ、そうなったら別に無理に月で使わなくても、宇宙空間で使えばいいだけの話だ。
こっちとしては、ジオン公国や連邦軍と戦う事になる可能性が高い訳で、そうなれば当然のようにこちらとしては本拠地の月よりも遠い月周辺で迎え撃つのが最善なのだから。
とはいえ、月の周辺にはバルジやリーブラ、ニヴルヘイムといった機動要塞が配置されている。
そうなれば、やはりと言うべきか当然と言うべきか、戦いそのものは月ではなく宇宙で行われる事になる可能性が高いのだが。
「っと、甘い!」
考え事をしている間に近づいてきたガイアのシグーの攻撃を回避する。
一応ミロンガ改の能力は基本的に問題なく使ってもいい事になっているのだが、それでもバリアは許可されていない。
ジン、シグー、ストライクダガーの持つ武器で、ミロンガ改の持つバリアを防ぐのは不可能だというのが、この場合は大きい。
攻撃を完全に無効化するというのであれば、それこそ模擬戦をする意味はない。
だからこそ、こちらとしてはバリアを使わないようにとしている訳だ。
スラスターを使い、3機のうち前の2機が行うマシンガンとバズーカの攻撃。
その一撃を回避しつつ、俺は再び前に出る。
ジェットストリームアタック。この攻撃は、以前S型に乗っている黒い三連星と模擬戦をした時も見た。見たが……今回それと違うのは、敵が3機だけではないという事だろう。
黒い三連星の攻撃を回避した俺に対し、まだ残っていたエース級の面々が攻撃を集中してくる。
特に鋭い一撃を放ってきたのは……ラルか?
基本的にラルの戦闘は、射撃に特化してるとか格闘に特化してるとか、そういうのではない。
双方、どちらも得意なのだ。
なので、結局のところは万能型と言ってもいいのかもしれないが……いや、ラルの容姿を思えば、万能型、もしくは天才型という言葉はちょっと似合わないような気がしないでもない。
そんな風に考えつつ、俺はミロンガ改のエナジーウイングを使って、とにかく攻撃を回避し続ける。
こっちに攻撃をするのは、別にラルだけではない。他にもこちらとの間合いを詰めて、ヒートホークを振るおうと考えているような奴も決して少なくはない。
……それこそ、ガトーとか、な!
「やるな!」
ヒートホークを振るうというその一撃だけなら、そこまで気にするような事ではない。
だが、ガトーと思
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]
しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ