インテグラル・ファクター編
S級食材
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」
「でも……!」
「安心してくれ。盗まれたアイテムは三日以内はまだ他のプレイヤーに盗られない。それにもしボスに遭遇したら耐久値ギリギリじゃあ相手にならないだろうしな。ここはまず準備をしっかりしてから取り返しにいこう」
「……わかった」
俺とミストは街に戻ってきた。さっそく鍛冶屋に行き、武器のメンテナンスをしてもらうのだ。
「こんにちはアヤトさんと……そちらの方は?」
「おっすネズハ。ちょっと武器のメンテナンスをな。こっちはミスト。さっき森エリアで知り合ったんだ。ミストの武器もメンテナンスしてやってくれないか?」
「ええもちろん!はじめましてミストさん。僕はネズハっていいます。アヤトさんには色々お世話になって今は鍛冶屋をさせてもらってます。よろしくお願いしますね」
「あ、はい。よろしくお願いしますネズハさん」
ミストとネズハはお互いお辞儀する。メンテナンスするから店内を見てってくださいと言われ店内を見渡す。
少しすると、店の奥からネズハが俺に向かって手招きしていた。不思議に思いながら、店の奥にいく。
「どうした?メンテナンス終わったのか?」
「アヤトさん。ミストさんとはどういう関係なんですか!?アヤトさんにはコハルさんがいるじゃないですか!」
「ばっ!ちげーよ!ミストとはそういうのじゃないし、コハルとも別にそういう仲じゃないぞ!」
「そうじゃなくても、最近サチさんもアヤトさんの事いつも楽しそうに話してくれたりしてますし!……アヤトさん」
「な、なんだよ?」
「爆発してください」
「いやなんで!?」
そういうのって俺よりキリトじゃないか?あいつの方が大概だろ!最近リズベットもキリトの話を聞きたがるし、、、それに比べたら全然だろ?…….全然だよな?
ネズハの魂の叫びを聞き届け、俺は工房を出る。
「あ、お帰り。何かあったの?」
「なんでもない。ただの哀しい嘆きだ」
「嘆き?」
ミストは頭にハテナを浮かべる。要するに気にするなってことだよ。そういうとミストは分かった!っと納得してくれたようだ。
武器のメンテナンスを終え返してもらった俺たちはレストランに向かった。
「アヤト君、ここのレストランでいいかな?」
「おーけー。早速入ろうぜ」
レストランに入り早速料理を注文する。この世界では独特な色の料理が出てくるが、店によっては美味しかったりする。この店はどうだろうか……。
そうこうしていると料理が出てきた。さっそく一口……美味い!
「美味しいねアヤト君」
「ああ、ミストのは魚料理か?」
「そうみたい。メニューの文字だけだとよく分からないのがちょっと怖かったけどこれは当たりみたいだよ!」
そう、メニュー表には料理名しか書かれておらず肝心の見た目がわからなかった。俺のカ
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