第百四十一.五話 淫紋を書かれる話そのに
[3/5]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
が固定されていても筋肉は動く。
上限のない快楽の上昇。
一夏は一度イケば次は更なる快楽を感じる。
快楽が指数関数的に上昇しているのだろう。
痙攣がどんどん大きくなる。
舌を、歯茎をなめ回しねぶる。
その度に快楽に震える一夏が愛しい。
私の手で乱れる一夏が愛しい。
舌を絡めていると、一夏の震えが不意に止まった。
全身の筋肉が硬直し、微動だにしない。
明らかに、やり過ぎた。
血の匂いが鼻をつく。
吸血鬼程ではなくとも、稲荷を憑依させる私の鼻は鋭い。
舌を抜くと、一夏の鼻から鼻血が出ていた。
「フィニート」
標本針を解呪しても、一夏の体は硬直しっぱなしだった。
「おい、一夏、おい。おい!」
一夏は動かない。
だが、次の瞬間猛烈に体を震えさせた。
鼠径部の…前立腺の辺り一際激しく痙攣している。
「〜!〜〜!〜〜〜っ!!〜〜!?」
言葉にならない声をあげて…。
一分ほどそうして、一夏はガクリと脱力した。
未だに体は震えているが、ひとまずは大丈夫そうだ。
『ちょっと箒。ますたーがいくら不死身でもやり過ぎだよ!』
「すまん。一夏が可愛くてつい」
『影の中で奏が発狂してるよ』
そう言えば奏は一夏と痛覚を共有していたな…
「あとで謝っておく」
『奏に搾り殺される事はないだろうけど絶対にバトルにはなるよ』
その時はその時だ。リリムキッスで黙らせる。
私にしなだれかかって痙攣する一夏。
「ふむ」
一夏をソファーの上にうつ伏せに寝かせる。
そして、腰だけを持ち上げ、アナルが見えるようにする。
未だにアナルひくひくと動いているし、ぺニスも時折ビクッと震えている。
両の人差し指をアナルに入れ、グニーっと引っ張ると少し中が見えた。
「稲荷、筋弛緩ナノマシンあるか?」
『あるけど…使うの?』
「ああ、とことんやりたくなった」
手の上に量子展開された小瓶。
私の親指程のそれの蓋を開け、一夏のアナルに流し込む。
数分で効果が現れるはずだ。
なので効果が現れるまでにある程度ほぐしておこう。
刀印を作り、一夏のアナルにあてがう。
押し込めばズブズブと沈んでいく。
「これはもしかして行けるか…?」
そうとなれば…
「イメージプリンター起動」
想像するのはアナルパールだ。
こんな事にISの機能を使うと一夏は多分怒るだろうが、私としては自分が楽しむ為に使える物を使って何が悪い、と思ってしまう。
というかISの幾つかの機能はエロ特化と言えるような物だ。
イメージプリンターなんてその最たる物。
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ