67.自分の考えの甘さに驚く事がある。時既に遅し!
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くそぅ…今スノウはダメだ…
どうする…
見渡すとビアンカが双子と別れ、何処かに行ってしまった様だ。
チャンス到来!
ビアンカを探そう。
俺は探す…酒を置いてない酒場(酒場じゃ無いじゃん)や風車小屋…
そして宿屋を…
ビアンカは居ない…
代わりにピエールが居た!
何やら思い詰めた様子のピエールが!
………うん。ピエールでいこう!
俺はピエールの手を取り、目を直視しながら口説く。
ピエールは顔を真っ赤にしながらも俺の目を見続けている。
これはいける!
元々ピエールは俺に惚れてるんだ…
この娘の性格からして、きっと処女だ!
いやっほ〜う!
そう思った次の瞬間…ピエールの視線が俺の後方へ移る…慌てて手を離す…そして部屋から出て行く…
俺はゆっくりと後ろを振り向く…
「ごめんね。邪魔しちゃって?」
僕の奥さんが優しい笑顔で立ってました。
テヘ☆やっちゃった。
・
・
・
子供には見せられない…いや、誰にも見せられない程の卑屈ぶりで平謝りをし、辛うじて許しを得ました。
そして泣き付く俺。
魔界が怖いと泣き付く俺。
そんな俺を優しく抱き締めてくれるビアンカ。
いつの間にか眠ってました。ガキみたいに…
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