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真ソードアート・オンライン もう一つの英雄譚
インテグラル・ファクター編
休日の過ごし方
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に海にいるみたいだ。

「冷たくて気持ちいいねアヤト!ゲームの世界とは思えない!」
「ああ。茅場晶彦は腐っても天才なんだって思い知らされるよな。……うわぷっ!!」
「あはは!アヤトに水かけちゃった!」
「くそ、やったな?そらそら!」
「キャー冷たい!」

俺たちはお互いに水を掛け合う。……久しぶりだな。こんなに楽しいのは。

「二人共楽しそうだな」
「私たちも混ぜてもらおうかしら?そりゃ!」
「うわぁ!やったなアスナ」
「ふふん。キリト君が隙だらけなのが悪いんですよーだ。きゃ!」

アスナとキリトも水の掛け合いが始まった。それから十分堪能した俺たちはコハルの出したビーチボールを使って水中バレーをはじめた。俺とコハルのチームとキリトとアスナのチームに別れて試合が始まった。

「いくよっ!それ!」

コハルのサービスからキリトのレシーブ、アスナのスマッシュを俺がブロックする。

「アスナ!頼む!」
「任せて!」

ブロックしたボールをレシーブによって俺たちのゾーンに運ぶ。すると風が吹きボールの落下地点が変わる。ボールは俺のいた場所から大きく横にずれてしまった。

「しまった!」
「大丈夫!私がいくよ!」

コハルがボールの落下地点に向かう。そしてボールを叩いて俺にパスを出した。俺はそのまま直接スマッシュを打ち、キリト達のゾーンに入れた。

「やったねアヤト!」
「おう!コハル」

俺たちはハイタッチをして喜ぶ。そして俺たちとキリト達の白熱した戦いは続いたが、結果は負けてしまった。

「よし!俺たちの勝ちだな!」
「やったねキリト君!」
「ああ!俺、現実じゃあまりこういったスポーツはやらなかったけど意外に楽しいんだな!」

キリトはうんうんと頷く。

「うーん負けちゃったねアヤト」
「仕方ないよ。勝負だしな。……ん?」
「どうしたの?」

俺は砂浜の方を見ると何やらイベントが始まるようだった。
俺たちは一度砂浜に上がってそのイベントの概要を読み上げた。

「ペアによる"ビーチバレー大会"?」
「優勝者には100000コルと経験値かぁ!ね!ね!やろうよキリト君!」
「そうだな!せっかくだしやってみるか!」
「私たちも参加しようよ!」
「そうだな。ここで二人にリベンジしよう」

そして大会は始まった。参加者は30人程で男女ペアのチームと男同士のチームがあり、男同士のチームが向ける男女ペアへの視線は凄まじくまるで親でも殺されたのではないかって程睨んでいた。
すまん。SAOに来る前ならそっち側だったけど今はコハルがいるからな。いや、つーかキリトへの視線が一番強い気がする……。

「な、なぁアヤト。この殺気じみた視線って……」
「ああ間違いなく野郎同士で組ま
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