インテグラル・ファクター編
悲しみを乗り越えて
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.…僕の幼馴染を助けてくれてありがとう」
ケイタは深く頭を下げた。俺たちはケイタに顔を上げるように促す。そしてケイタはキリトにビーターと言ってしまったことを謝っていた。一通り話を付けると、俺たちはレストランに向かった。二人は俺たちの送別会をしてくれた。俺たちはその後、三人のお墓(俺とキリトで作った)にお参りをした。
宿屋に戻ると早速俺とキリトは荷物をメニュー欄から持ち物に戻す。
「もう行くんだね」
「ああ」
「二人とも今までありがとう。僕がこんな事を言うのもあれなんだけど……絶対にクリアしてくれよ。死んでしまったあいつらの為にも」
「二人は最前線に戻るんだよね。……絶対死なないでね」
サチは心配そうに見てくる。
「大丈夫だよ。俺たちは絶対死なないで帰ってくる。……ってこんなやり取り第一層の時にもやったな」
「あ……そうだね。ふふっ」
俺とサチは笑い合う。
「じゃあ今回も約束するよ。絶対クリアしてみせるよ」
「うん!約束だよ」
こうして俺たちは最前線に戻っていった。
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