機動戦士ガンダム
2171話
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もしれないが、長谷川は実際にそれだけの能力を持っているのは間違いないのだ。
もっとも、本人はあまり仕事をやる気がなく、それこそニート生活を楽しんでいるのだが。
ただ、ニートではあっても金を稼がなければ生活はしていけない。
そうである以上、当然どこかで働く必要はある。
もっとも、長谷川が本当に金を稼ぐ気になれば、それこそ幾らでもそのような手段はある。
それをやらないのは、長谷川の中にも矜持とでも呼ぶべきものがあるからなのだろう。
……本人に言えば、そんなのは面倒くさいだけだと、そう言われそうではあるが。
ともあれ、そんな長谷川だが、言えば多分面倒臭がりながらも協力してくれるのは多分間違いない。
ルナ・ジオンの面々も、そんな長谷川の能力については当然のように知っている。
何しろ、ルナ・ジオンの建国宣言の時にルリやラピスと共に長谷川も協力してその能力を見せつけたのだから。
ただ、それでも笑みを浮かべたのは……やはり、そこでバイトという言葉が色々と対照的だったからだろう。
「とにかく、そんな訳で長谷川を雇うのなら、俺は止めない。いや、寧ろ積極的に雇って欲しいとすら思っている。……どうだ?」
「そう言われても……前向きに検討する、としか言えないわね」
結局セイラは長谷川を雇わないかという俺の言葉に、それだけを返すのだった。
……出来れば、長谷川にはシャドウミラーに就職して欲しいとは思うんだけどな。
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