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ラジェンドラ戦記〜シンドゥラの横着者、パルスを救わんとす
番外編
その後のラジェンドラ戦記 マルヤム編
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女傑ジャスミン・クーアのイメージも投影されています、って言うかそのもの!?

クバード…ラジェンドラと共にマルヤムに渡った後は北部国境の砦を任された。北方異民族の血を引く娘と彼が結婚したこともあり、異民族からの信頼も勝ち得、彼が存命の間、異民族の侵攻は一切なかったという。彼を脅威に感じた宮廷貴族などからは『北部辺境の王』と揶揄され、彼の権限を剥奪するべきではとの論調が貴族の間で再三高まったものの、ラジェンドラは『クバードは獅子だ。裏切りなどという薄汚い真似をするはずがない』と言い放ち、一切取り合わず信認し続けた。ラジェンドラの言葉を耳にしたクバードはますますの忠誠を誓ったが、決して禁酒までは誓わなかったそうな。
筆者のつぶやき クバードをいつどこで登場させるかについてはかなり悩みました。ジャン・ボダンが早々に退場したことでザーブル城攻めもなくなってしまったし、サームも死んでしまうしで、どんどん出番が先送りされ、結局最終盤での登場となってしまいました。ちなみに第三十三話でギスカールがマルヤム方面との連絡が途絶えていると言っていたのは、クバードがザーブル城近辺にルシタニア兵が近づく度に鏖殺していたせいでした。「宮仕えには不向きな常在戦場タイプの武人」というのが筆者のイメージで、彼を王都で飼い殺ししておくなんて、全くアンドラゴラスも人を見る目がないと思ってました。むしろ国境とかを任せてしまうべきだと思うのですが、意外と器の小さいアンドラゴラスはそこまでクバードを信頼できなかったのでしょう。
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