第6章:束の間の期間
第173話「天巫女の真髄」
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応をな。何を仕出かすかわからん。一応、こちらで全員を集めてみる。頼んだぞ』
その後、否定的な意見がなかったため、あっさりと魅了を解く事に決まった。
「じゃあ、準備が終わったら教えてね。私は、ちょっと魔法のために気を落ち着けてくるから。少しでも魔力を回復させておきたいしね」
そう言って司は席を立つ。
これ以上部屋に留まる必要もないので、他の皆も次々と席を立って行った。
『……では、手筈通りに頼むぞ。手回しはしておいたから、僕はこれ以上は事後処理に専念するからな』
「『うん。ありがとうクロノ君』」
数時間後、手筈が整った事が司に知らされ、魅了を解くために動き出す。
「じゃあ、皆。隠れててね」
「了解!いざとなれば拘束すればいいんだね?」
「うん。霊術なら、皆にバレる事はないから」
現在、司がいるのはトレーニングルームだ。
司以外にも、あの談話室にいた者のほとんどがここにいる。
クロノは事後処理に専念し、リニスはそれを手伝うために席を外していた。
「クロノ君には私が皆を呼び出した事にしてるから、結界で隔離すると同時に魔法の行使。咄嗟に反応して逃げようとした人を、皆がすかさずバインドとかで拘束。いいね?」
「ああ」
「任せといて」
簡単に作戦をおさらいし、準備は整う。
「……司?」
「あ、フェイトちゃん」
皆が隠れて少しして、フェイトがやってくる。
「クロノに言われて来たけど……」
「フェイトちゃんが一番乗りだね。すぐに来てもらった所悪いけど、皆が揃うまで待っててね」
「……?」
一体何の用なのだと、フェイトは首を傾げながらも了承した。
「(フェイト……騙して悪いけど、これもフェイトと皆のためなんだよ。……辛い目に遭うだろうけど、我慢してね……!)」
疑う事もなく司の言う事に従うフェイトを見て、認識阻害で隠れているアリシアは申し訳なく思いながらも、その時が来るのを待った。
「……これで全員、かな」
しばらく待ち、魅了されている人のほとんどが集まる。
一部の局員は事後処理のために席を外せなかったが、フェイトたちと違って魅了を解く際の必要魔力も少ないため、後回しでいいと判断していた。
「……それで、こんな人数集めて一体何の用なんや?」
「用……って言っても、やる事自体にはあまり時間は掛けないよ」
集まったメンバーに代表してはやてが司に疑問を投げかける。
司はその疑問にはぐらかすようにして誤魔化す。
「(……神夜君はいない。クロノ君、上手く引き離してくれたんだね)」
集まったメンバーに神夜が含まれていない事を内心安
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