35話:工廠部開発課
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
「リューデリッツ伯が早く領地に引っ込んで領地経営に専念したいというような意向があるのでしたら別ですが、後方勤務で上級大将に昇進されたのは初めてのはずですし、しばらくはそんなことを言える雰囲気でもございますまい。」
「まったく、ルントシュテット伯の気持ちがよくわかる。お主は周りが見えすぎるな。まあ実際、シュタイエルマルク提督の肝入り事業とは言え、横槍がない訳でもない。次世代艦への更新と運用理論の実証が終わるまでは、本部から後押しできればと思っておる。」
後方部門と前線の上級大将がそれぞれ後押ししてくれれば俺もかなり楽が出来そうだ。
「そういうことでな、親睦を深めるために陛下と通ったというお店に案内してほしいのだ。そこならレオも確実に用意されていよう。」
前言撤回、『ザイトリッツの日』が、上官にまで拡大したみたいだ。もっともこっちはお財布を気にしなくていい側だが。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ