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混沌の魔術師と天空の巫女
第8章 日常編
ギルドへ帰ろう
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フィア》を降ろし、解除した。

「では、魔法部隊!ドラゴンを例の場所まで運ぶ!!
 重力魔法と風魔法で運ぶんだ!!!決して地面につけないように!!!
 死体とは言え、氷のドラゴンだ!地面が凍ってしまうぞ!!!」

ラハールさんは指示と説明をした。
魔法部隊の人達が氷竜を浮かせ、運んだ。

「あぁ〜〜、冷たかった〜〜〜。」

俺は人に戻り、そう言う。

「そうだ、少し来てくれ。」

「?はい。」

俺はラハールさんに返事をし、ついて行く。












「ここは・・・」

「第四強行検束部室。まあ、私達の仕事場だ。」

ラハールさんの仕事場に俺は入っていた。

「これからアレの事で忙しくなってしまうから、
 先に報酬の方を出しておく。」

ラハールさんはそう言い、大きな2つの袋を俺に渡した。
大きさは別々だったけど。

「1つは暗殺集団の500万(ジュエル)
 もう1つは毒の島の調査、報酬は1000万(ジュエル)だ。」

「・・・は?」

1000万(ジュエル)・・・・・・・・・!?

「君が持ってきた魔水晶(ラクリマ)や調べてくれた生物のメモのおかげで
 かなりの進展が出た。当然の結果だ。受け取ってくれ。」

「あ・・・はい・・・。」

俺は唖然となりながらも、1つの袋を受け取った。

「それとすまないが・・・氷の大陸の報酬はしばらく待ってほしい。」

「・・・あー・・・理由はわかります。」

ドラゴンが原因じゃあ・・・世間にはまだ知らない方がいいからな・・・。

「察してくれて助かる。」

ラハールさんはそう言う。

「こちらこそ、色々と忙しくさせてしまった上、
 こんな大金まで・・・」

「何、こうなるのは仕方ない事だ。
 それに報酬を払わんとは、評議院の恥だ。」

俺の言葉にラハールさんはそう言う。

「そう、ですか・・・・・・。」

「ああそれと、これで君とシャンディーって子の許可は出る様になった。
 ただし、それでも、危険や必要な時以外は控える様に。」

「はい。わかっています。ああ、そうだ。
 通信用魔水晶(ラクリマ)を返しておきます。
 それと報酬、ありがとうございます。」

俺はそう言い、通信用魔水晶(ラクリマ)をラハールさんに返した。
その後、お礼を言い、一礼をした。

「ところで・・・」

「?」

「いい加減出てきたらどうですか。」

俺は奥の方にいる人に向かってそう言う。
隠れているつもりだけど・・・わかっていますよ、会いずらいのは・・・。

「別にもう、あの事で怒ったり、恨んではいません。
 まぁ・・・またやったら
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