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弱かったらしく数メートルふっとんだ。
「よう久しいなタイガ」
答える声は…
「何をするんだロリコンダイバー! 女の敵!」
ハスキーな女の声だ。
「うるせぇよケモノ女! 名誉棄損で訴えるぞ!」
「やってみろや!」
「おうおう! 女狐共々ブタ箱いきやがれこのケモノ痴女」
「誰が痴女だぶっ殺すぞ!」
「お前だよ! サラシくらいつけやがれ!
毛皮あるから脱いでもOKってか?
あぁ、そっか現実でもそんな風にペッタン子だから下着なんてしらないよね失敬失敬」
「ああん!? 現実の俺のナイスバディー見たらテメェみたいな童貞野郎なんざ一撃だぜ!」
「ほー? いいますなぁケモノ痴女風情が」
「ロリコンダイバーが吠えおる」
くいくい、と袖を引かれた。
「お、すまんねサラちゃん。おいケモノ痴女。お前の客をつれてきてやったぞ」
するとタイガは直ぐ様サラちゃんを俺から引き離した。
「だめだぞ。こいつは小さな女の子は見境なく襲うペド野郎だからな」
「誰がペド野郎だ!」
「ふむ…マギーから聞いている。強くなりたいんだろう?
おい男子ども、俺が与えるメニューをこなせ、話はそれからだ」
タイガがモモちゃんにMSの扱いを教えているのと、リク君達が無意味な修行をしているのを石塔の上から眺めていた。
「ヴォジャノーイ様。粗茶ですが」
「お、すまんね門下生君」
貰ったお茶を一口飲む。
「さて、あの二人はいつ気づくかな…」
「どうでしょうなぁ。真面目過ぎると気づかぬやもしれません」
「二人とも真面目っぽいもんなー…」
兎跳び中の二人は随分余裕そうだ。
「なぁ、門下生君」
「なんでしょう?」
「きみは心意を使えるのか?」
「いえ、私はまだまだです」
「そうか…」
心意、心より出づる意志…。
「ヴォジャノーイ様は、使えるのですか?」
「少しはな…。門下生君」
「はい」
「タイガにこのディスクを渡しておいてくれないか?」
アイテムを実体化させる。
「こちらは?」
受け取った門下生君が問う。
「ブレイクデカール対策の一案」
「それはっ!?」
今日はタイガを殴りに来たのもあるが、本来はこっちだ。
「あーあ。タイガのしっぽモフモフしたかったなぁー」
「ヴォジャノーイ様…。そんな事できるのあなただけですよ…」
「ま、それはまた今度にしよっかな」
お茶を飲み干し、立ち上がる。
「門下生君。お茶、美味しかったよ」
石塔から飛び降りると同時にカンヘルを展開。
「強くなれよ。リク君」
si
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