暁 〜小説投稿サイト〜
龍天使の羽撃き
05
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バカ野郎」

フォース・ARROWSのホームのソファーで、ヴォジャノーイは目を覚ました。

「GBN内で気絶するやつ初めて見たぞ」

「だろうな…」

でだ…とヴォジャノーイは切り出す。

「俺がロリコンって噂、流したの誰?」

「なんで流した奴が要ると思うんだ?」

「心当たりが数人あるからな」

「試しに言ってみ」

「あの女狐と畜生だろ?」

「正解!」

「あいつら今度あったら絶対もふる」

「いや、それが原因だろどうかんがえても」

「兄様ー!」

「たいちょー!」

「ほげぇっ!?」

「今日はどーするのー?」

飛びのってきた二人を抱き抱え、ヴォジャノーイは姿勢を整えた。

「今日はな、喧嘩を吹っ掛けてきた火力主義同盟を叩き潰す」

「「やったー! あばれるのー!」」






同 一時間後

「カンヘル、撃滅を為せ」

ヴォジャノーイはコックピットの中でトリガーを引いた。

切り離された二門のアームドアーマーDEのメガランチャーと二振のGNソードXのクアンタムソードバスターが火を吹いた。

その両隣のヘルメシエルとライトニングもΩライフルとメガバスターを放つ。

その高火力のビームが突き刺さったのは、資源採掘コロニーだ。

『おい。いいのかよ。拠点奇襲攻撃なのにこんな遠くから撃ってよ』

「構わない。これでいい」

資源採掘コロニーのコロニー部分が爆発を起こす。

『つーか、オレはやんなくていいのか?』

「お前のグドシーリは最後に資源衛生砕くのに使うからまだダメ」

『グドシーリ、ねぇ…』

バエル・ゼブルがその手に握る歪なユニットを掲げる。

「ジェネレータ・ダイレクト・コネクティッド・エレクトロマグネティック・ランス・インジェクター」

『要するにダインスレイヴだろ?』

「言うなよ。何のためにGNドライヴくくりつけてると思ってんだよ」

『質量二倍なの!』

『半減もできるの!』

「そうゆうこった」

『とか言ってっけど、グドシーリのパーツ殆どモデリングサポートグッズじゃねぇか』

「しょうがねぇだろっ!………っとぉ!?」

刹那、四人の間をビームが走った。

「SEED系の長距離ビームだな…来るぞ!」

SEED系ビームを皮切りに、幾本ものビームが放たれた。

四人は回避機動をとる。

『たいちょー! つっこんでいい?』

『兄様! 行かせて!』

「OK! つっこめ! カトラス!お前は待機!」

『チッ…大回りで後方に回り込む。OK?』

「OK。撃ったらすぐ離脱だ」

バエル・ゼブルが離脱し、残ったカンヘル、ライトニン
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