暁 〜小説投稿サイト〜
龍天使の羽撃き
04
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声。

ただしこっちは長い髪を結んでいない。

「サンディか」

後ろに目をやるとバーニングガンダムカスタム-ガンダムヘルメシエルが高速航行にて接近中だった。

ヘルメシエルはバーニングガンダムに飛行用可変ユニットを無理やり取り付け、可変機に仕上げたいわば力業の機体だ。

推力確保の為にスラスター、ジェネレーター、プロペラントタンクを大量装備している。

ちょっとやり過ぎたそのカスタムによってライトニングとまでが行かずともかなりの速度を誇る。

「ん…?速すぎない?」

相対速度がやばい事に…

『あ、たぶん私が隊長にぶつかったせいなの』

「絶対それが原因だよ!」

スラスターを吹かしてライトニングから与えられた運動エネルギーを殺す。

そこら辺で、後方から衝撃がきた。

「おっふ…すげぇ衝撃…」

ライトニング程じゃないがヘルメシエルも高速可変機だしな…

『じゃぁ兄様を「れんこー」するの』

は?

『葵お姉ちゃんが兄様を捕まえたらリアルでアイスおごってくれるの』

『隊長。アイスのためなの』

そうかそうかそういう事か。

AHAHAHAHAHA…………FA◯K ?

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