65.家族団欒って良いよね。出来れば邪魔しないでほしい。
[2/2]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
<山奥の村>
ビアンカSIDE
私達一家は温泉を貸し切り状態で堪能している。
久しぶり(てか、10年ぶりって…親不孝すぎる)に、お父さんに顔を見せる事になったのだが、私の無事より孫の方に気持ちが向いていて複雑だった。
でも、お父さんが気を利かせて温泉を借り切ってくれたので感謝しないと…
ティミーはリュカの子らしからぬ純情ぶりで、私の裸を見る事が出来ずひたすら俯いている。
そうよね…母親と言っても、10年間も側に居なかったのだから、他人の様な物ね…
ポピーはリュカと会話をしているけど…内容が…
「お父さん…ごめんね」
「何が?」
「昨日の晩…お母さんを占領しちゃって…」
流石に気付かれてないわね…
二人が眠ったのを見計らってリュカの所に行ったからね。
「はっはっは!気にする必要はない!もう遠慮はしないから。アレは昨晩限りの特別サービスだよ」
「………昨晩は…スノウの所に行ったの?」
聞きにくい事を聞く娘ね…
「いや、昨日の晩は行かなかったよ」
「微妙な言い方…」
10歳の女の子と父親の会話って、こんなのかしら!?
ポピーは絶対にリュカの血を引いてるわね!
将来が怖いわ…
ビアンカSIDE END
<サンタローズ>
嫌な事は早めに終わらせる主義です。
『紹介するね。僕の娘のリュリュです』って言ったら怒るかなぁ…
怒るよなぁ…
でも、一生秘密に出来ないし…他から情報を得たら、もっと怒るだろうし…正直話して許しを請うのなら、今しかないよなぁ…
「あ!リュー君、お帰り」
相変わらずの巨乳を揺らし、俺達の前に姿を現すフレアさん。
「お久しぶりです、シスター・フレア」
「ビアンカさん、ご無事だったのね!良かった」
本心からビアンカの無事を喜んでくれている様だ。
「フレアさん…リュリュは?」
「………いいの?」
俺は黙って頷く…
フレアさんは教会からリュリュを連れてきた…
「リュカ…随分…リュカにそっくり…ね?」
うん。怖いです。
・
・
・
精神的に無事ではないけど、無事乗り切りました。
しかも、ティミーがリュリュとの関係を理解してくれたらしく、恋慕を諦めてくれました。
やっぱり正直に話して正解だね。
でも、夜が怖かったのでティミー、ポピー、リュリュと一緒に同じベットで寝ました。
ビアンカとフレアさんは深夜まで語り合ってたけど、内容は知りません!
怖くて聞けません!
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ