暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2169話
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いう機体を引き取って、それをルナ・ジオンの機体として使おうかと思ってたんだが……この様子ならいらないか?」
「あら、貰えるなら欲しいわね。そのヅダという機体がどういう機体なのかは分からないけど、UC世界のMSの技術的な資料はあればあっただけいいもの」
「そうね。私もレモンに賛成よ。一応ジン、シグー、ストライクダガーに使われている核融合炉は問題なく動いてるけど、何かあった時の事を考えれば、やっぱり選択肢は多い方がいいわ」

 技術班としては、ツィマッド社に積極的に接していく事に賛成、か。
 そうなってくれれば、俺としても色々とありがたいのは間違いないけど。

「分かった。レモンとマリューの2人がそう言うなら、こっちでも動いてみる。ただ、また政治班に負担を掛ける事になりそうだが……魔法球もあるし、どうにかなるか」

 そう言うものの、今度また魔法球を買った方がいいかもしれないな。
 今は政治班の面々が休む時は、技術班の使っている魔法球で休んでいる。
 あの魔法球にはかなりの手間暇が掛かっているし、技術班の面々がリラックス出来るようにと様々な設備が充実しているのは間違いない。
 だが、休みを十分に満喫するには、それこそ技術班が作ったような人工のバカンスの場だけではなく、温泉とか海とか山とか川とか、自然の多い場所も必要となる。……まぁ、魔法球で温泉というのは、ちょっと難しいかもしれないが。
 いや、寧ろ魔法だからこそ、そのくらいの事は出来たりするのか?
 ともあれ、何気に現状で一番忙しい政治班を労う必要はある。
 ……実際に本当の意味で一番忙しいのはどこかと言われれば、それは間違いなく技術班だったりするのだが。
 ただ、技術班の場合は完全に趣味と仕事が一致しているので、それこそ労いの類は必要ない。
 その証拠が、現在俺の視線の先にあるUC世界のミノフスキー物理学を使った核融合炉を搭載したSEED世界のMSなのだから。
 ヅダの件にしても、UC世界の技術を収集するという意味もあるが、それ以上に重要なのは、やはり自分達の知的好奇心を満たす事なのだ。
 うん、そういう風に考えれば、技術班はもっと酷使しても構わないな。
 ……それでも嬉々として仕事をしている姿を想像出来るのは、きっと俺の気のせいではないだろう。

「じゃあ、アクセル。現在ルナ・ジオンで使ってるMSはどうする? UC世界の核融合炉に変える?」
「……よくこんな短時間でUC世界の核融合炉を作る事が出来たな」
「アクセルの持ち込んだFS型やS型、それにグラナダから入手したF型やR型なんかも回して貰ったしね」

 あー、なるほど。シャドウミラーの技術力を考えれば、現物があればそれで十分か。
 ミノフスキー物理学に関しても、別に秘匿されている学問とかじゃないし、U
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