第三十三幕:移り変わる虹
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はブランクあるから!」
時崎「七夏ちゃんと一緒なら・・・」
七夏「え!?」
時崎「あ、いや・・・その、2対1なら勝ち目あるかなーなんて」
七夏「・・・・・」
心桜「でも、これ、2対1はできなかったと思うよ」
時崎「まあ、俺は二人が遊んでいるのを見させてもらう事にするよ」
七夏「柚樹さん」
時崎「え?」
七夏「これって、使えるのかな?」
時崎「PSシリーズだから動くはずだよ。確か上位互換だったはずだから」
心桜「よし、早速、起動してみよう!!」
時崎「そうそう。二人が遊んでいるところ、写真に残してもいいかな?」
心桜「あたしはいいよ。可愛く撮ってくれるなら」
七夏「はい☆ 柚樹さん♪ よろしくです☆」
時崎「ありがとう」
☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆ ☆
心桜「お、映った・・・って、画面荒っ! こんなだったっけ?」
七夏「もう少し柔らかだった記憶がありますけど」
時崎「テレビが大きくなって、デジタル接続になったからじゃないかな? 写真を引き伸ばした感じ?」
心桜「なるほど。 ま、つっちゃーと遊べるなら!」
七夏「えっと・・・」
心桜「まずは、遊び方の再確認から・・・って、お兄さん、どしたの?」
時崎「あ、天美さんは説明書なんて見ないと思ってたから・・・って、すまない」
心桜「あははっ! 確かに! 一人の時はそうかもね」
時崎「え!? どういう事?」
心桜「あたしは、直感でなんとかする派だけど・・・」
そう言うと、天美さんは此方に近づいてきて、
心桜「(つっちゃーに、遊び方を思い出してもらう為!)」
小声で、俺にだけそっと教えてくれた。七夏ちゃんは、とてもよく気が利く女の子だと思っていたけど、天美さんもそれは変わらないという事か・・・違うのは、その表現の仕方だという事。ストレートに気を遣う七夏ちゃんに対して、天美さんは、こっそりと気を遣うタイプなんだなぁーと思う。自然にそのように振舞える二人が羨ましい。
七夏「??? どしたの? ここちゃー?」
心桜「いや、なんでも! んじゃ、遊び方の再確認から!」
七夏「はい☆」
−−−ぴよぴよの遊び方−−−
「ぴよぴよ」は、樹の枝にとまってくる色の異なる小鳥さんの場所を入れ替え、同じ色の小鳥さんを縦横3羽以上に揃えて飛ばす、対戦型パズルゲームです。
同じ色の小鳥さんが3羽以上揃うと、飛び去ってゆき、その数に応じて対戦相手の樹に白い小鳥さんが現れます。一度に沢山の小鳥さんを揃えるほど相手の木に沢山の白い小鳥さんがとまります。小鳥さんを沢山相手の樹にとまらせて、その重みで対戦相手の樹が一定の角度以上倒れると勝ちとなり、逆に自分の樹が倒されると負けとなります。
白い小鳥さんは横、縦に何羽並んでも飛び去りません。白い小鳥さん
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