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真ソードアート・オンライン もう一つの英雄譚
インテグラル・ファクター編
第二層攻略 ヒーローは遅れてやってくる
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たく」
「でも、お陰で助かりました!」
「「ネズハ(さん)!!」」

チャクラムをキャッチする男。それはいつもの何処か哀しそうな顔ではなく、覚悟を決めた《伝説の勇者達》の一人だった。


「ナーザ!どうしてここに!?」
「話は後です!さぁアヤトさん!コハルさん!キリトさん達を安全圏へお願いします!皆さんも回復に専念を!王は俺が引き受けます!!」

ネズハは再びチャクラムを指先で回しはじめる。

「よしっ!」

ネズハのチャクラムはアステリオス王を翻弄しながら着々とダメージを与え続けた。

「回復した人は俺と来てくれ!そしてアンタ!」
「!!」
「アンタが頼りだ!」
「はッはいッ!!」

リンドの一言でネズハは嬉しそうに涙を浮べながら気を引き締める。
俺達は安全圏でその光景を見ていた。

「なるほどな。チャクラムには投擲武器の弱点を克服しているってことか」
「どういうこと?」
「元々投擲武器は使いっきりが多い。でもブーメランと同じ要素を持つチャクラムはチャクラム本体か使用者が潰されない限り永遠に使い続けることが出来るんだ。要するに、ネズハがいる限りブレス攻撃は封印されたも同然というわけだ」
「ネズハさん……!」

コハルも涙を浮べながらネズハを見る。

「リンドも少しづつ指揮のコツを掴んできたみたいだな」
「ああ。動けてる人達の動きもだんだん良くなってきている」

俺はコハルをみる。

「コハル。行けるか?」
「うん!何時でもいいよ!」
「じゃあいk『待ってくれ』」

声の主はキリトだ。

「コハル。すまないが、今回は最後までアヤトと組ませてくれないか?」
「それは構わないですけど……」
「丁度いいじゃない?コハルは私と組みましょ?」
「アスナ?」
「キリト君達との勝負の続きをするわよ!」
「そういうことね!了解!」
「「今回の賞品はLAボーナスのアイテム!行くぞ(わよ)!!」」





ネズハは移動しながら攻撃を行ってした。

「おい!そっちは危ない!」

プレイヤーの一人がネズハに叫ぶ。



ズガーン!!



「ぐぬうぅぅ!!」

ネズハの前に現れたのはオルランド達レジェンドブレイブスのメンバーだった。オルランド達は盾でアステリオス王の攻撃を受け止めていた。

「オルランドさん!盾が!!」
「ぬ!?」

オルランドの盾は耐久値がそろそろ限界に達してしまいそうだった。しかし、

「貴卿ら……ッまだ回復がするではおらんではないか!!」
「ヘヘッ!アンタらのガッツに当てられちまっただけさ!」
「ああ!俺達にも手伝わせろよ!」
「……ヌハハハハ!ここは勇者ばかりであるな!!」

オルランドはニカッと笑
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