機動戦士ガンダム
2167話
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の材料となる。
当然その勢力のトップが命令をした訳ではないかもしれない。
だが、それでもその勢力の者が命令してスパイを送り込んできたのは間違いない以上、それは当然ながらその勢力の責任となる。
であれば、その結果がその勢力に返ってくるのは当然だろう。
「あれ、アクセル?」
「ん? ……メイか」
声をした方に視線を向けると、そこにはメイ・カーウィンの姿があった。
さっきの老人もそうだが、メイもまた技術者という点ではかなり優れた人物だ。
この年齢で、MSの開発や設計に対して高い適性を示しているのを考えれば、その実力は間違いないだろう。
そんなメイだけに、てっきりルナ・ジオンのMSについて研究しているのかと思っていたのだが……何だってここにいるんだ?
「メイも案内の仕事か?」
「うん。人手が足りないって話だったから。……量産型Wとかコバッタがいるから、いなければいなくてもいいと思うんだけど。ただ、そうなると他の人は色々と慣れてないでしょうし」
「そう言って貰えると、こっちとしても助かるな。何だかんだと、まだクレイドルに来たばかりだと量産型Wとかコバッタとかには慣れてないだろうし」
「そうね。ただ、慣れると凄く便利なんだけど。クレイドルで何か問題を起こそうとすれば、それを止めてくれるし」
そう呟くメイの言葉に、俺は頷くのだった。
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