インテグラル・ファクター編
第二層攻略 第三のボス
[1/4]
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
現在、俺とキリトは迷宮区でレベリングと明日の連携の練習をしている。
え?なぜ、キリトと連携の練習しているのかって?俺達両方の相方なら現在山籠り(自業自得)中なので、女っ気0でむさくるしいのは我慢してほしい。
「大分呼吸も合ってきたな」
「まあ今までも何度かコンビ組んで狩りに行ってたしな」
元々の波長も似ている二人ってのもあり、絶妙なタイミングの攻撃もすぐに出来るようになった。
「さて、そろそろあがるか。偶にはレストラン行こうぜ」
「オーケー」
俺達は迷宮区を抜けて転移門の前に来ると、《タスク》の街に転移する。
「この層は本当に牛ばっかだよな。牛肉が滅茶苦茶ドロップしたよ」
「おっじゃあまた近くの民家に入って焼いて食おうぜ」
以前、キリト、アスナ、コハルとカニパーティーをしたのを思い出す。息抜きとしてやったけどなかなか楽しかったよな。
民家に入って早速牛肉を串に刺して煖炉の火で炙る。
相変わらずキリトは焦がしてばかりだったが、なかなか楽しく食事が出来た。
宿に戻ると、サッと風呂に入りベッドに横たわる。
「さて、明日はボス戦か……気合い入れていかないとな」
俺はそのまま眠りについた。
「みんな注目ー!ギルド《ドラゴンナイツ》のリンドだ!俺が第二層のボス戦のリーダーを務めることになった!みんなよろしくな……!」
リンドは前線を離れているディアベルの真似をしているのか、なんだか似合っていない。
「なんつーか不安だな。リンドってやつ大丈夫か?カリスマ性皆無なんだって事が見え見えだし」
「ディアベルの真似をして、まとめあげてるつもりなんだろ?気にしないで俺達の仕事をこなそう」
キリトと共に本隊の後ろの方で待機していると、巨躯な黒人のエギルがやってきた。
「オイオイお二人さん、お姫様達はどうした?コンビを組んだって話をきいてたんだがな」
「色々事情があってな。コハルは参加出来なくなったんだ」
「俺とアスナはコンビじゃなくて、あくまで一時的な協力態勢だよ。そんなことより第一層以来だな。ボス戦では世話になった」
「こっちのセリフさ。で、どうだ。俺達のH隊は四人でまだ二人入れるんだが来ないか?」
エギルはそう言ってくれる。キリトはビーターの事で一瞬躊躇したが、エギル達は気にしていないらしく快く受け入れてくれた。
「因みに役割は?」
「取り巻き担当だ。ボス本体はA〜Fのキバオウ派閥とリンド派閥が独占してる」
「取り巻きって《ナト・ザ・カーネルトーラス》のことか!?」
「なんだよキリト。そんなに驚いて」
「あれは中ボスクラスの敵だ。それを一隊では無理だ。残りの一隊は?」
エギルはリンド達の方に視線を向ける
[8]前話 [1]次 最後 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ