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真ソードアート・オンライン もう一つの英雄譚
インテグラル・ファクター編
第二層攻略 第三のボス
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。視線の先には、

「《レジェンドブレイブス》か。ボス担当にしろってゴネてるわけだな」

すると、レジェンドブレイブスのリーダーのオルランドがやってきた。

「《ナト大佐》担当のH隊とは卿らであろう?お初にお目にかかるが……エギル殿でよかったかな?」

オルランドはエギルに手を差し出す。エギルもフッと口元を緩めると、オルランドと握手を交わした。

「ああ、よろしく頼むオルランドさん」

オルランドはそのまま俺達に視線を向ける。

「黒衣の剣士殿と流星の如き剣技を見せてくれた剣士殿。せんだってのフィールドボス戦は天晴れな武者振りであった!黒衣の剣士殿には既に二つ名があると!由来は承知しておらぬが確かビー……『《ブラッキー》。黒ずくめって意味だ。俺達はそう呼んでる』」

オルランドは、ふむ……と考えるように顎に手を添えると直ぐに納得したように頷いた。


「担当調整はすんだな……よし!では今こそ開けよう。俺達の勝利へのとびr『待ってくれ』……なんだ?」

発言したのはエギルだ。カッコ良くセリフをキメてやろうとしたリンドは出鼻をくじかれたことに若干苛立ちを込めながらエギルを見る。
エギルは第一層の時のように攻略本の内容との違いがあったときの対処方法についてのお攫いを確認した。

「コホン…………では今こs『ちょお待ってんか!』今度はなんだ!?」

今度の発言者はキバオウだ。キバオウ曰く、ボスの部屋に入った事の無い情報屋の言葉ではなく、βテストの時に実際入ったことのあるキリトの意見を聞こうと言い出した。
俺とキリトはキバオウのその行動に警戒を少し強めた。しかし、だからと言ってこれ以上の犠牲者を出す訳にはいかない。

「ボスの《バラン・ザ・ジェネラルトーラス》と取り巻きの《ナト・ザ・カーネルトーラス》はこれまで戦ってきたトーラス族のMobと基本的にはモーションは同じだ。でも、2体とも電撃系の攻撃を使ってくる。これは絶対に避けてくれ。受けるとスタンになって一定時間動けなくなる。スタンを二重に受けると麻痺状態になって回復アイテムを使うまで動けなくなる。……俺達はこれに苦戦して、何度も死に戻りを繰り返した。でも、この世界に死に戻りは存在しない」

場の全員は息を呑む。

「ほな始めよか」
「ちょ!?それは俺の役目ってああもう!!皆かかれ!!」

俺達はボスの部屋に突撃した…………が、立っていたのはざっと五メートルを超える巨大な二体のボスだった。

「デカっ」

誰かが思わず声あげる。まあ無理もないだろう。俺達は早速ナト大佐に突撃する。

「三連撃くるぞ!」

ナト大佐のハンマーから三連続攻撃が来るも、エギル達タンクに防いでもらう。

「今だ!お二人さん!」
「おう!行くぞアヤト!」
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