暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
10部 地球
2章 サウスタウン
復活の狼
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そろ決着の時かな」

「そうだね」




 「行くぜ綾」

 テリーがそう言った瞬間足元から風を纏い
竜巻を装備しながらこちらに襲い掛かってきた。
これは約14年前にギースを倒した八極聖拳最終奥義
『波動旋風脚』か
だが・・・

 暴風の様に襲い掛かってくる
風が、テリーの攻撃か
俺はそれらが当たる瞬間に回避した
見ているものは消えた感じだろう
俺のオリジナル歩法『刹那(せつな)
武技言語使わず使ったので体が悲鳴上げてやがる
本当に恭也義兄さんや美由希義姉さんはよく似た神速を何気もなしに使ってやがる
テリーの動きが止まった瞬間に俺はテリーの正面懐に入り腰を落として正拳突きを入れる
俺の格闘技必殺の『覇王拳』
その完全版
震脚と寸勁(すんけい)を取り入れた渾身のお手本通りの正拳突き
その威力はテリーが(さざまづ)きながら血を流している
俺は残身を残しながらテリーの方を見る
勝利コールをもらった瞬間俺もふらついた瞬間
何かにもたれかかった
横を見るとなのはが肩を貸してくれてた。

「ありがとなのは」

「お疲れ様だよ綾ちゃん」

 そう言った瞬間テリーも起きだして座り込んだ

「俺の負けか」

「今回はね、でも次も勝つよ」

「ありがとうな」

「何のこと?私は8年前のリベンジをしたかっただけ
そのついでだよ」

「言ってくれるな、今できる本気で戦ってくれたありがとうな」

「こちらこそ、楽しかったよ」

「俺もだ」

 俺はなのは肩を借りながらみんなのところに戻った。
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