暁 〜小説投稿サイト〜
ヘタリア学園
第七千二百七十五話  悪質な嘘

[8]前話 [2]次話
第七千二百七十五話  悪質な嘘
 大変な状況の北海道で必死に働いている日本は北海道からまた嫌なお話を聞きました、今度のお話はといいますと。
「取材の為にですか」
「はい、車を移動させる為にです」
 本当にその為にというのです。
「その場所をスムーズに通過する為に」
「車内に被災者の人を載せていると嘘を言って」
「そうして通りました」
「悪質な嘘ですね」
 日本も聞いて呆れました。
「モラルも何もありませんね」
「正直現在一番迷惑なのは」
「マスコミですね」
「どうにかなりませんか?」
「震災の時はいつもです」
 大変な時にやって来てです。
「邪魔になる場所にいまして」
「迷惑行為を繰り返しますね」
「西の水害の時は目の前で人が乗っている車が水没しようとしているのに助けようとしませんでしたし」
 そのまま実況しているだけでした、これで人命や人権と言ってこの世の誰が信用するというのでしょうか。


第七千二百七十五話   完


                    2018・9・13

[8]前話 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ