機動戦士ガンダム
2165話
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、技量という点では実働班の幹部達よりも大分劣るが、それでも機体の性能という点では高い。
……ああ、この場合の高いというのは、あくまでもルナ・ジオン軍が使っている機体に比べて、という点だ。
そもそも、精霊の卵が使っているデスティニー、レジェンド、ストライクフリーダム、インフィニットジャスティスの4種類の機体は、動力炉もSEED製の物からシャドウミラー製の物に変わっている。
この時点で、ジン、シグー、ストライクダガーを使っているルナ・ジオン軍とは比べものにならない。
そのような機体との模擬戦に比べれば、ザク程度……と、なってしまう。
そんな精霊の卵と戦っているのだから、この程度の相手に手こずるような未熟さは存在しない。
いやまぁ、だからって油断していい訳じゃないんだが。
とあるジンが乗っていたダラニの前にザクが姿を現したのを見て、ミロンガ改が持っていたザクマシンガンを向けようとするものの……幸い、他の仲間がそれをフォローしているのを見て、ザクマシンガンの銃口を下ろす。
正面から戦うのではなく、連携して戦う。
どこか狼の狩りを思わせる戦い方だ。
……黒い三連星の方は、S型で次々にザクやセイバーフィッシュを片付けているが。
こうして見ると、やっぱり機体性能の差は大きいよな。
ジオン軍のMSがビームを使えるようになれば、こっちでもビーム兵器を解禁出来るんだが……いっそ、ミノフスキー物理学を使ったビームライフルを作ってみるか?
そっちなら、もし盗まれても他の世界の技術を奪われる……という事にはならないだろうし。
そんな風に考えている俺の視線の先で、再びザクが撃破されるのだった。
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