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転生とらぶる
機動戦士ガンダム
2165話
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ぞれが出撃していく。
 今回は隊長格を集めて会議をする必要があったので、リリー・マルレーンには隊長格の機体が揃っているが、ムサイ級の機体にはそれぞれルナ・ジオンの軍人達の機体が普通に搭載されている。
 カトンボに搭載されているメギロートもいるしな。
 ともあれ、そんな訳で俺達はリリー・マルレーンから出撃するのだった。
 ちなみに、俺のミロンガ改は場所を節約する為にという事で空間倉庫の中にある。
 ……ぶっちゃけ、ミロンガ改だけじゃなくて全員の機体を全て空間倉庫に入れてもよかったんじゃないかと、そう思わないでもなかったが……その辺については色々とルナ・ジオン側にも思うところがあるのだろう。





『ふむ、戦闘光が見えてきたな』

 ガトーの声が聞こえてくる。
 ちなみにガトーが乗っているのはシグーだ。
 ……緑の胴体に青い四肢というパーソナルカラーで塗られているが。
 シグーって白い機体というイメージがあるので、何だか微妙に違和感がある。
 もっとも、パーソナルカラーというのは元からそういうものなのだろうが。

『アクセル、では最初は儂等だけでいくという事で、いいのだな?』
「ああ。青い巨星の本領を発揮してくれ」

 映像モニタに表示されたラルに、そう告げる。
 そんな俺の言葉に、ラルはパイロットスーツのヘルメットの下で獰猛な笑みを浮かべ……やがて、戦場となっている宙域に向かって進む。
 当然のように、いざという時に対処する俺やリリー・マルレーン、ムサイ級といった軍艦も距離を縮めていく。

「それにしても、まさかシーマが艦長に徹するとは思わなかったな。てっきり、自分で真っ先に戦場に突っ込んでいくと思ったんだけど」
『アクセル、あたしを一体何だと思ってるんだい? 別にあたしは戦闘狂という訳じゃないんだよ。これだけ元ジオン軍のエースパイロット達が集まっているのなら、あたしには出番なんかないさね』

 映像モニタに映し出されたシーマが、手にした扇子で肩を叩きながらそう言ってくる。
 ……やっぱり胸、重いんだろうな。
 何気にシーマはかなり女らしい体型をしているのは、シーマ艦隊の者でなくても理解している。
 とはいえ、それでもレモンやマリュー、千鶴といった者達には胸の大きさでは及ばないのだが。
 海兵隊の面々……特にブリッジにいる者にとっては、時々目のやり場に困るという話を聞いたような、聞かないような。
 そんな風に考えている間にも、出撃したMS部隊は戦闘宙域に向かって進み続ける。
 うーん、ミノフスキー粒子の為に、一定以上離れると通信を送る事が出来ないんだよな。
 これがシャドウミラー製の機体であれば、フォールド通信が可能なのだが。
 ザクやジン、シグー、ストライクダガーにはフォールド通信
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