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魔道戦記リリカルなのはANSUR〜Last codE〜
Epica20-Cインターミドルの猛者〜Reunion〜
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とルミナの3人だって思わせるため。3人だけって侮って仕掛けてきたとき、マイスターとアイリの追加戦力で一気に逮捕するために、だ。
「ですが驚きました。姿を隠してはいてもお2人はずっと、私たちの側に居たのですよね? まったく気付きませんでした」
「うん、すごいすごい!」
「車も一緒に乗ってたんですか?」
「ああ、アイリと一緒に助手席に乗っていたよ。・・・あ、先に言っておくが、ショッピングセンターやココでの更衣室へは入っていないからな。変に勘違いしないように」
マイスターとアイリの気配遮断のレベルの高さにアインハルト達が驚いていると、ヴィクトーリアが「ヴィヴィ達の護衛でしたのね。それなら無理は出来ませんわね」って、残念だけどしょうがないって風に苦笑い。ハリーも「やっぱダメかな〜」って肩を落とした。何が無理でダメなのか、ちょっと判らないね。
「ところでヴィクターさんや番長たちは、どうしてここに?」
「まぁここはトレーニング施設でもあるわけだし、ひょっとして雷帝と
砲撃番長
(
バスターヘッド
)
の非公式試合を・・・!?」
ルーテシアに続いてリヴィアがそう言うと、ヴィヴィオ達の目がまた爛々と輝き始めた。今年の都市本戦でハリーとヴィクトーリアは闘い、そしてヴィクトーリアが勝ち、ハリーが負けた。どっちが勝ってもおかしくないほどの泥仕合を繰り広げた。その再戦が今、自分たちの前で行われるかもしれない、って考えてのことだね。
「いや、違うんだ。オレは・・・アルテルミナスさん、あなたと闘えると思ってココに来たんス」
「私と? そういえば一直線にこっちに向かって来ていたようだけど・・・。それはまたどうして?」
「実は・・・」
ハリーが別のところで買い物をしてた時、選手仲間から写真が送られてきたとのこと。どんな写真か見させてもらうと、それはルミナとリヴィアが闘ってるものだった。真正の古代ベルカ式の騎士であり、元とはいってもその実力は教会騎士団最強の拳闘騎士。そんなルミナと試合が出来るかもしれない。そう考えてハリー達は、急いで来たとのこと。
「でも護衛中っていうことなら・・・」
「ふっふっふ。ハリー・トライベッカ。君の挑戦を・・・」
「あ、はい!」
ルミナが腕を組んで仁王立ちして、不敵な笑みを浮かべながらハリーの前に立った。そして「受けません! 私と闘いたければ勝ち上がってきなさい」って、さっきヴィクトーリアがアインハルトに言った断った理由をそっくりそのまま、今度はハリーに言い放った。
「え? 勝ち上がって? ど、どこで?」
「まずは教会騎士団に入って、見習い騎士からね。ハリーは格闘型から騎種は拳闘ね。パラディン目指して昇格試験を受ければ、間違いなく私をやれるよ?」
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