11部分:第一話 冬の嵐は過ぎ去りその五
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「ドイツのオペラも」
「どうだというのだ?」
「何かあるというの?」
「素晴しいものがありますね」
これが彼の言葉だった。
「実に」
「イタリアのものよりもか」
「いいというのかしら」
「いえ、イタリアのものはイタリアでいいと思います」
イタリアオペラを否定しなかった。むしろ彼はイタリアは好きだった。だからこそそれは否定せずに肯定してみせたのである。
しかしだった。ドイツオペラについてもだ。こう述べるのだった。
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