外伝〜想定外(イレギュラー)の戦い〜 後篇
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ラは殴られた際に折れた鼻から血を流しながら吹っ飛ばされ、柱に叩き付けられた!
「飛燕の如く――――飛燕陣!!」
「マーズテリアよ、我らに御身のご加護を――――防護の聖域!!」
マクバーンとの戦闘を開始したセリカはあらゆる攻撃手段の威力を上昇させるブレイブオーダーを発動させて自分とロカを強化し、ロカは魔術で自分とセリカの防御能力を上昇させた。
「燃えちまえっ!」
「「!!」」
マクバーンは敵の身体能力の上昇状態を打ち消す効果もあるクラフト―――ギルティフレイムをセリカ達に放ったが、二人は軽やかな動きで左右に跳躍して回避した。
「行けっ!」
「ハッ、そんなもんが効くかよ!」
マクバーンの攻撃を回避したロカは反撃に自身の魔導鎧から神聖属性が込められた魔導砲弾をマクバーンへと放ち、マクバーンへと放たれた砲弾はマクバーンが振るった炎の剣によって焼き斬られた。
「沙綾―――――」
「クク、来いやぁっ、嵐の剣神!!」
そこにセリカがマクバーンへと襲い掛かり、襲い掛かるセリカを見たマクバーンは不敵な笑みを浮かべて炎剣を構えて迎撃しようとしたが
「身妖舞!!」
「な―――速――――チッ!?」
一瞬で6度も振るったセリカの高速剣を見切れず、セリカが放った斬撃全てを受けてしまった。
「雷光―――円舞剣!!」
「ガッ!?」
「崩れた!」
「隙あり!壊山槍!!」
「ガアッ!?」
続けて放たれた魔剣に雷光を纏わせたセリカの薙ぎ払い攻撃を受けたマクバーンが怯むとセリカとリンクを結んでいるロカが聖なる魔力を纏わせた槍で山をも崩壊させたと言われる強烈な一撃を繰り出し、亡霊である為聖なる魔力に弱いマクバーンはロカの一撃を受けると思わずうめき声をあげた。
「走れ、黒き雷―――――黒ゼレフの電撃!!」
「そんな雷、喰らってやるよ―――ヘルハウンド!!」
セリカが高電圧の黒い電撃を放つとマクバーンは黒き焔の狼を放ってセリカの電撃を飲み込もうとしたが、”神殺し”であるセリカの魔力の前では結社最強の一人と恐れられていたマクバーンの莫大な魔力を嘲笑うかのように易々とセリカの電撃はマクバーンの炎の狼を一瞬で消滅させた後マクバーンへと襲い掛かり
「何っ!?」
「マーズテリアよ、邪悪なる者達に裁きの炎を――――贖罪の聖炎!!」
「があああああああっ!?」
自身のクラフトが易々と飲み込まれた事にマクバーンは驚きつつも回避したが、続けて放たれたロカの魔術によって発生した神聖なる炎を受けてしまい、思わず悲鳴をあげる程のダメージを受けてしまった。
「雷光――――滅鋼斬!!」
ロカの魔術によってマクバーンが苦しんでいる間にマクバーンとの距離を詰めたセリカは雷光を纏わせた魔剣による強烈な一撃を放ち
「舐めん――――じゃねぇっ!」
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