外伝〜想定外(イレギュラー)の戦い〜 後篇
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魔術師と思われる方々が放つ魔術はあまりにも圧倒的すぎます……!」
「あんな威力、近代兵器どころか、新型の”ドラグノフ級列車砲”でも絶対出せないわよ………」
「そうね……それこそベルフェゴール達と比べても遜色ない”化物”っぷりね。ソロモンの”冥門侯”と思われる娘はわかるけど、後のメイド達は見た目は人間でありながらあんな”人外”じみた魔術を平気で次々と撃つとか一体何者なのよ………」
ルイーネ達の戦いを見守っていたマキアスは驚きのあまり混乱し、シャロンは目を丸くし、信じられない表情をしているエマと表情を引き攣らせているアリサの言葉に同意したセリーヌは疲れた表情で呟き
「ハハ、マリーニャさん達が相変わらずの強さなのは理解していたが、まさか噂に聞く”六銃士”の面々までマリーニャさん達と比べても遜色ない強さだったとはね………」
(さすがはかの”神殺し”の”使徒”達といったところですか。)
(ええ…………それに”六銃士”が戦闘している所も初めて見ますが………彼らも古のメルキアが発展するきっかけとなった戦争を生き抜いた猛者達だけあって、メンフィル軍(我々)の将軍や元帥クラスと遜色ない戦闘能力ですね。)
「そういえばエリゼのお師匠様は確か今”劫焔”という執行者と剣を交えているセリカさんという方に元々お仕えしている方との事だけど………もしかしてその方もマリーニャさん達と同じ存在なのかしら?」
「ええ。そしてエクリア様はセリカ様の使徒達の纏め役でもある”第一使徒”よ。」
「うふふ、あの蒼いガラクタ、”終わった”わね。」
「ふふふ、彼らは果たして”操縦者”を生かすのでしょうかね?」
オリビエが苦笑しながら、サフィナとセシリアが真剣な表情で戦いを見守っている中あることを思い出したアルフィンに訊ねられたエリゼは静かな笑みを浮かべてある人物を思い浮かべ、戦いがどうなるかわかっていたベルフェゴールは暢気な様子で呟き、リザイラは静かな笑みを浮かべてアリサたちに視線を向けた。
「………………」
「あれが”風の剣聖”と”六銃士”の”力”…………」
「凄い……まさかミッシェルさんも遥かに超える魔法の使い手があんなにたくさんいるなんて………」
「私達……夢でも見ているのでしょうか……?」
「クク、メイドの連中やチビ蝙蝠娘も見た目とは裏腹に相当イカれた連中だな。」
「フフ、さすがはクロスベルの”切り札”といった所でしょうか。(あのような凄まじい使い手達を味方にできる”こちらの世界の私”が羨ましいですわね。)」
「相変わらず”化物”じみた方々です。」
一方機甲兵から降りて仲間たちと共に戦いを見守っていたユウナはルイーネ達の圧倒的な強さに口をパクパクさせ、クルトとゲルド、リーゼアリアは呆け、アッシュは不敵な笑みを浮かべ、ミューズは静かな笑みを浮かべ、アルティナは疲れた
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