外伝〜想定外(イレギュラー)の戦い〜 後篇
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感じたことで悲鳴を上げた。
「御雪さん〜、お願いします〜!」
「凍え死になさい………!」
「うおおおおおおおおおっ!?」
三つの魔術による炎が消えた事で哀れにも蒼き機体が黒焦げの状態のオルディーネが現れるとサリアが東方風の白い着物を身にまとっていることからまるで”雪女”のような姿をした女性――――”氷魔神”御雪を召喚し、召喚された氷魔神は猛吹雪を発生させてオルディーネとジークフリートを苦しめた。
「秘技――――裏疾風!ハアァッ!!」
「一点集中!――――乱れ突き!!」
「ぐうっ!?」
そこにアリオスがカマイタチを纏った電光石火の連続攻撃で、マリーニャは両手に持つ短剣でオルディーネの右足を目にも見えぬ速さで一点集中攻撃してオルディーネに追撃をし、灼熱の炎と猛吹雪を連続で受けた事による激しい温度差の影響でゼムリアストーン製であるオルディーネの装甲は脆くなっており、関節を攻撃されていないにも関わらず関節を攻撃された時のような痛恨のダメージを受けてしまった。
「クッ………まさか生身で僅かな時間でオルディーネにこれ程のダメージを与えるとは完全に敵の戦力を見誤っていたな………神気発動!」
ジークフリートは立て続けに受けた機体のダメージを回復するために霊力を取り込んで機体のダメージを回復させたが
「すごいの、いきますよ〜!ルン=アウエラ〜!!」
「ごろごろ……どっかーん………リーフ=ファセト。」
「身も心も凍てつくがよい――――ユン=ステリナル!!」
「ぐがああああああああっ!?」
サリアとナベリウス、レシェンテが放った3種類の最上位魔術が命中した為、回復したダメージは無駄になった。
「凍って下さい!!」
三人の魔術が終わるとシュリは両手に持つ魔導銃から冷却属性の魔導弾をオルディーネの両足目がけて無数に放ち、シュリのクラフト―――凍結拡散撃ちによってオルディーネの足元は氷に包まれた為身動きが取れなくなった。
「二の型――――疾風!!」
「あたしのナイフ捌き、見切れるかしら!?ハァァァァァァ――――乱れ斬り!!」
「暗黒魔力集束――――深淵剣!まだです―――フェア・バティス!!」
「うふふ、踊りなさい――――パラレル・スティング!カドラプル・ペイン!!」
「薙ぎ払え―――エンド・リボルバー!!」
「唸りな――――烈震斬!さあ、暴れるよ!乱舞!!」
オルディーネの動きが一時的に封じられたことを好機と判断したアリオス、マリーニャ、アル、ルイーネ、エルミナ、パティルナは一斉に襲い掛かって次々とオルディーネに攻撃を叩き込んだ。
「なななななななっ!?な、生身でオルディーネ――――”騎神”相手に……!」
「まさに一方的な試合と言ってもいい圧倒的な戦いを繰り広げていますわね………」
「そ、それに………
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