24話:特別候補生
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れた関係で、妃殿下とお時間があまりとれない状態らしい、ルントシュテット領のウイスキー事業もそろそろブレンドを始める頃合いだ。ブレンドにご意見を頂きイゼルローンを視察してオーディンに戻る。3か月はかかるまいが良き気分転換になろう。さすがに陛下とその後継者の方に何かあっては困る故お誘いはしかねるが。どう思う?」
「打診はされてもよろしいのではないでしょうか?レオの件もございますれば、ザイトリッツ様が多少なりともお気遣いされるのも不自然ではないかと。」
「ありがとう、どのようなお返事がくるか分らないが、打診はしてみようと思う。帰省まで間がない。男爵に限って抜かりはないと思うが荷造りの手配もよろしくね。」
男爵は了承の旨を返礼すると、自室に戻っていった。あとは叔父貴ことグリンメルスハウゼン子爵宛に手紙で打診しておけば問題ないだろう。おれは便せんを引き出しから取り出して、筆をとった。
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