1部 稀有な人生の始まり
1章 人生何があるか分かったものじゃない
そして
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俺の目の前にいたすずかが聞いてきた。
「確かすずかだったな?
何?」
「本当にありがとうございました。私は月村すずか 小学3年生ですよろしくお願いします」
「そういえば忘れてたわ。私もすずかと同じ私立聖祥大附属小学校三年生よ
改めてアリサ・バニングスよ」
えっと確かこの世界の俺と同い年になるのか
「あ〜俺と同じ学年だったんだ」
「え〜〜〜〜〜」
皆さん驚きの合唱
「何?身長が低いからと年下だと思ったわけ・・・」
自己紹介してくれて答えないのは礼にかけるか
綾先日付けで南條の性になったから
南條 綾だ」
「ううん、反対に年上だと思ったんだけど」
すずかは本心でそう思ったらしい
身長が123しかないから普通は年下だと思うんだけど
あのトラブルがあったからそう思ったのかもしれない
「綾君はどこの学校か決まっているのかい?」
「さぁデビットさん?
先ほども言ったように先日付けで南條姓になりましたが
先日の飛行機事故で親もいなくなったので」
「鮫島」
「お任せください」
鮫島と呼ばれた執事服の男性はすぐに部屋の奥に消え出て行ってしまった。
「そうそう綾君」
「はい」
「自己紹介の途中だったね、こちらが妻の・・・」
「こんばんわ、娘を助けてもらってありがとうジョディー・バニングスです」
多分30代前後だと思うがまだまだ25歳以下にしか見えない若さを持っている。
士郎さんの奥さんもそうだけど女性陣は若作りなのかこの世界は?
俺を買っていたやつらはそうじゃなかったからこの街特有なのか
「バニングス夫人。目の前に少女がいたら、手助けできる力があれば基本手を貸すと思う」
俺に起きたことはこの人たちに関係ない
一般常識として女子供があんな状況なら助けるだろう
たとえ自分が逃げるついでだとしても
「私はその現場を見ていませんが、話を聞く限りあなたが一人で逃げれることもできたのでしょう」
「それだと目覚めが悪い、出会いは最悪でしたが、こうしてきれいな女性と出会えたから俺的には、ラッキーなのでしょうね」
「まぁ年齢の割に口がうまいわね」
「ありがとうございます。」
「こちらが・・・」
「俺の名前は高町恭也だ。バニングス家・月村家の友人だ」
「倒れた時にけががないということは支えてくれたのは恭也さんですね
ありがとうございます」
「いや、こちらこそ最悪な状況を止めてくれてありがとう。こちらが」
恭也さんの隣にいた長身の女性が少しだけ前に出た。
「私は月村忍。 すずかの姉よ。こちらが家のメイドのノエルとノエルの妹ですずかのメイドのファリンよ」
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