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DQ5〜友と絆と男と女  (リュカ伝その1)
62.一つの事に気を取られると、周りが見えなくなる。よくあるよね。
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マダと名乗る化け物は手にしたこん棒を振り回し、強烈な攻撃を繰り出してきた!
俺はビアンカ(石像)を抱え、逃げまくる!
ティミー、ピピン、ピエールの三人が斬りつける!
俺はビアンカ(石像)を抱き抱えたまま、飛びはね逃げまどう!
ポピー、マーリン、サーラが魔法を浴びせ続ける!
俺はビアンカ(石像)と一緒に後方で待機する!
ゴレムスがラマダの鳩尾に強烈な一撃を入れ、ゴレムスを踏み台にしたドリスがラマダに延髄切りをカマし、ドリスの背中にしがみついていたプオーンが激しい炎でトドメを刺す!
俺はビアンカ(石像)のオッパイを揉む!堅くてつまらん!


俺一人だけ戦闘をせず後方へ避難してたので、みんなが非難する!
「ま、まぁまぁ…そんな事よりさ…これ…どうやって戻すの?堅いオッパイはつまんないだけど…」
みんな呆れてくれた。
怒られるより呆れられた方が良い。

「くっくっくっ…そ、その…石像には…」
まだ息のあるラマダが何か言い出した。
「その石像には…イ、イブール…様…の…呪いが…かけられて…いる…」
「で?」
「イーブル様…がご健在…の…限り…お前の…つ…妻は…石…の…ま…ま…」
そこで力尽きた。
わざわざありがとう。

イブールを探し出そうと思ったら、信者(元奴隷)達の正気が戻り騒ぎ始めた。
ちっ!めんどくせーなー!
取り敢えず近くにいた信者(元奴隷)に話しかけ落ち着かせる。
すると有力情報ゲット!
イブールはここの地下に居るらしい。
しかもこの祭壇に隠し階段があるらしい。
この信者(元奴隷)が「貴方は昔僕の家にあった、お守りの像に似ています」って、よく訳の分からん事を言っていたが無視。

ドリスとピピンに信者(元奴隷)達をプサンの元に連れて行き、グランバニアへ連れて行かせる様指示を出した。
でもドリスが…
「何言ってるのよ!私もイブールの所に一緒に行くわよ!」
って、いつもの様に我が儘を言い出した。
さすがにキレたね、俺!
「勝手な事言うな!何時も何時も我が儘言いやがって!」
「な!?」
「彼ら信者(元奴隷)をこのままここに置いておく訳にはいかないだろう!一旦グランバニアで保護するんだ!その為には王族の一員であるドリスが引率しないとダメだろう!」
「そうですよ…ドリス様。グランバニアの兵士である私と、王族であるドリス様が、責任を持って行うべきです。さぁ…参りましょう」
ドリスとピピンは信者(元奴隷)を伴って外へ…プサンの元へ移動して行く。
俺に怒鳴られたドリスは少し涙目だった…後が怖いな…




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